レース展望・予想
■2017年12月21日
堅実さでリョーシンヒナタ「デージー特別」(名古屋競馬)

12月21日(木)の名古屋競馬メイン第11レースは「デージー特別」(A級3a組、名古屋競馬1400メートル)。

一長一短のあるメンバーばかり。確かな主役馬不在で激戦模様だが、堅実駆けに定評ある◎7 リョーシンヒナタ(牝4、塚田隆男厩舎)が連軸に一番ふさわしいのではないか。前走は4着に止まったが、オープン特別で勝ち馬からコンマ5秒差なら悪い走りではなかった。A級に昇級した今夏以降、オープンの2戦を除けば、8戦【3・5・0・0】。オール連対を果たす堅実派でA級特別での信頼度も高い。先行力が高く、しぶとさも兼備しているから成績が安定するのだろう。ここも持ち前の堅実ランで連対をキープするか。

実績上位は○6 マヤノオントロジー(牡8、川西毅厩舎)。約3カ月半ぶりの実戦復帰だった前走2組では、後方で見せ場なくシンガリ大敗に終わった。しかし、今春の5、6月にはオープン特別を豪快に仕留めた末脚自慢。ケイコ量が不足していた前走から約20日間の期間があり、中間ムードは確実にアップしている。前走に続いての7ハロン戦は、本質的にもう少し距離がほしいが、直線勝負に持ち込めば、2走目の上積みと底力で変わり身があっていい。

出走取消後だが▲1 マヤブリリアント(牝4、井上正厩舎)も魅力の存在。A級昇級後、馬券貢献を外したのが中央条件交流戦の2戦だけという好素材。アクシデント後だが、追い切り気配も悪くなく、ロスのない絶好の1枠を生かして先行態勢を築ければ当然、勝ち負けレベルだ。

ベストは逃げだが、近況は控える競馬でも大きく崩れなくなった△9 キタノシャーロット(牝4、藤ケ崎一男厩舎)はスムーズに流れに乗りやすい外枠は好都合と言えるだろう。マイル戦よりも7ハロン戦を得意とし、一発には注意したい。

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馬単(マルチ) 7⇔1・5・6・9(8点)
3連単(フォーメーション) 7→1・5・6・9→1・5・6・9 1・5・6・9→7→1・5・6・9(24点)

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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