今年の金沢競馬は12月26日、27日の連続開催でラストを締めくくります。両日ともにオッズパーク協賛レースが組まれており、26日(火)には、最終の第11レースで「オッズパーク杯」(B2六組、金沢競馬場1500メートル)があります。
3戦連続で2着が続く◎6 フクノバイオレット(牝3、菅原欣也厩舎)が惜敗続きに終止符を打ちたいところです。今季は7月に1カ月間休んだだけでほぼ休みなく20戦も走り続けながら、3着を外したのは4度のみという超堅実派で、後方から追い上げるだけではなく最近は好位付けもできるようになっています。今回の顔ぶれなら走破時計は抜けている存在なだけに、好位からしっかり脚を伸ばせばゴール前抜け出せそうです。
○3 エスピエーグル(牡3、鈴木長次厩舎)も夏場過ぎに一時リズムを崩しましたが、先行スピードが戻ってからは5戦連続で3着を外していません。2走前にはアタマ差の辛勝ながら逃げ切っており、今回も先手を奪って積極的に運べるなら、フクノバイオレットの追い上げをしのぐシーンがありそうです。
▲4 ドラゴンランス(牝3、金田一昌厩舎)は転入初戦こそ外から伸び切れず3着でしたが、コース2走目となった前走は内から脚を伸ばして待望の初勝利を飾りました。勝ち時計が平凡だったために3番手評価にしましたが、ダートにも慣れてきた今の状態なら昇級戦でもさらなるスピード発揮があるかもしれません。
△9 カルチャーバリュー(牡5、黒木豊厩舎)はあと一歩連対圏に届かないレースが続いていますが、安定した差し脚は信頼が置けます。
△5 ツヴィンガー(牝4、吉井敏雄厩舎)もそれほど時計差はなく、展開がもつれると浮上がありそうです。
<おすすめの買い目>

馬単(マルチ) 6⇔3・4・9・5(8点)
3連単(フォーメーション) 6→3・4・9・5→3・4・9・5 3・4・9・5→6→3・4・9・5(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)