1月2日(火)のばんえい帯広競馬メイン第9レースには、「第40回帯広記念」が行われます。
最軽量890キロがソウクンボーイ他2頭、900キロがフジダイビクトリー、サクラリュウ他2頭、910キロがオレノココロ、トップハンデ920キロがニュータカラコマ、コウシュハウンカイでその差は最大で30キロ。基礎重量が890キロと高重量だけに格上位の四強の争いが予想されます。馬券的に妙味は少なそうですが、当日の十勝地方は雪の予報も出ており、馬場状態の影響もあり、直線での叩き合いになりそう。白熱の新春重賞第1弾です。
◎5 オレノココロ(牡8、槻舘重人厩舎)910キロを本命に推します。2016、17年と帯広記念を2連覇しています。昨年は、ライバルのコウシュハウンカイ、ニュータカラコマ、フジダイビクトリーより10キロ重い920キロでしたが、スタートから先行するニュータカラコマ、サクラリュウに遅れずに追走。障害も3番で切り直線で脚色鋭く差し切り、2着キタノタイショウに16秒2もの差をつけて圧勝は、まさに王者の走りでした。今回は当時の2着キタノタイショウも引退。仕上がり万全で、恵まれた重量を味方に3連覇に挑みます。
○7 フジダイビクトリー(牡10、中島敏博厩舎)900キロが対抗です。高重量戦ならフジダイビクトリーと言われた実力馬も、明け10歳となりパワーに陰りが見られた前半戦でしたが、近3走ではドリームエイジカップ2着、特別戦2連勝と復調気配が見られます。今回はライバル3頭より10〜20キロ軽い900キロは恵まれた重量。先日のばんえいオークスを制している西将太騎手とコンビを組むこの馬にも期待がかかります。
▲4 ニュータカラコマ(牡10、尾ケ瀬富雄厩舎)920キロが3番手です。今季は北斗賞、ばんえいグランプリと重賞2勝を挙げている好調馬。先行力と障害力には自信を持っており、馬場状態に左右されない器用な脚を使えるタイプです。
△9 コウシュハウンカイ(牡8、松井浩文厩舎)920キロは、四強で最後ですが、障害巧者で力量差はなく逆転もありえそうです。
<おすすめの買い目>

馬単 5→7・4・9(3点)
3連単(フォーメーション) 5→7→4・9(2点)
(文/小寺雄司)