1月9日(火)のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「ばんえいプリンセス賞」(4歳牝馬オープン)が行われます。
最軽量660キロがフェアリースズ(岩本利春厩舎)、サカノイサムヒメ他4頭、670キロがシンエイボブ、キタノサカエヒメ(中島敏博厩舎)の2頭、トップハンデ690キロがコウシュハサマー、ナカゼンガキタの2頭で、その差は最大30キロと微妙。レース当日の十勝地方は午後から晴れの予報でやや重めの馬場が予想されます。
◎2 シンエイボブ(久田守厩舎)670キロを本命に推します。メンバー屈指の逃げ脚の持ち主で、障害も巧者ですが、ゴール前で少し甘くなるのが弱点と言えます。クラス上位のコウシュハサマー、ナカゼンガキタ2頭が前走から45キロ減での出走ですが、トップハンデ690キロ。他の有力馬は前走から重量増での戦いとなるのに対し、シンエイボブの前走時と据え置きの670キロは、恵まれた重量と言えます。
○3 コウシュハサマー(岡田定一厩舎)690キロが対抗です。前走のニューイヤーカップは、終始後方ままのレースで8着と敗れていますが、相手が古馬の強豪で、勝ち馬が快速牝馬ファイトガールでは強すぎました。4歳牝馬限定戦の今回は力上位で通ります。ばんえい菊花賞を優勝し、ばんえいオークスでは4着と敗れていますが、1番人気に支持されたのは力の証と言えます。トップハンデですが前走時よりは45キロ減は有利な重量です。
▲4 ナカゼンガキタ(西康幸厩舎)690キロが3番手です。ばんえい菊花賞2着、ばんえいオークス優勝と今季力をつけた1頭です。続くばんえいダービーは7着、前走のニューイヤーカップは10着と惨敗していますが、相手が強すぎたと敗因もはっきり。度外視できます。
<おすすめの買い目>

馬単 2→3・4・7・1(4点)
3連単(フォーメーション) 2→3→4・7・1(3点)
(文/小寺雄司)