2月15日(木)の名古屋競馬メイン第11レースは「紅梅特別」(A級2組、名古屋競馬場1800メートル)。
前走に続いて約3カ月ぶりのレースになるが、転入後、無傷の10連勝を飾る◎2 アセイラント(セン6、角田輝也厩舎)が当然人気の中心だ。体質の弱さから、ゆったりローテーションで大事にレースに使われるのはいつものこと。その分、調教量に追い切り回数も豊富にこなし、備えられている。前走は2番手からの競馬で、ゴールでわずかクビ差交わした辛勝に止まったが、準オープンは、現在2連勝中。内の2枠スタートを考えれば主導権奪取が有力で、セールスポイントの先行力が存分に生きそうだ。相手もてごわくなってきたが、自身の連勝を“11”と更新するか。
一番の相手は勝負根性に定評ある4歳フレッシュ勢力、○10 アスタークライ(牡4、原口次夫厩舎)。岡部誠騎手の好騎乗も一因だったが、巧みなコース取りで直線鋭く末脚を伸ばし、重賞初挑戦の前走・新春盃でタイトルホルダーに仲間入りした。前走もそうだったが派手な勝ちっぷりは見せないが、競り合いの強さは折り紙付き。直線勝負に持ち込めば、アセイラントの連勝ストッパー役は可能。
▲7 シンゼンタイガ(牡7、藤ケ崎一人厩舎)は転入後、7戦オール連対中の好素材で、レベル高い南関東地区でもまれてきた地力派。マイル以上の距離での戦歴今イチで、当地初の1800メートル戦がポイントになりそうだ。
前走以上に相手はそろったが、勝って同条件で臨む△4 マヤブリリアント(牝5、井上正厩舎)に、崩れない強みが魅力の△5 マイネルカリスト(牡5、田中敏和厩舎)も差はわずか。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 2⇔4・5・7・10(8点)
3連単(フォーメーション) 2→4・5・7・10→4・5・7・10 4・5・7・10→2→4・5・7・10(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)