2月4日(日)のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「白雪賞」(4歳オープン)が行われます。有力馬の1頭だったマツカゼウンカイが出走取消で9頭立てとなりました。
最軽量690キロがシンエイボブ、710キロがコウシュハサマー、ナカゼンガキタ(牝、西康幸厩舎)、720キロがゴールドインパクト、ジェイワン、カネサスペシャル、730キロがメジロゴーリキ、ミノルシャープ、トップハンデ740キロがホクショウムゲンの9頭立て。ハンデ差は最大50キロと大きくついています。ばんえいダービーの出走組が1着メジロゴーリキ、3着ジェイワン他6頭と多く再戦模様と言えますが、牡馬730キロ、牝馬710キロで定量戦のばんえいダービーと比べて、条件が変わっています。
◎9 ジェイワン(牡、槻舘重人厩舎)は、ばんえいダービー3着の後は、6、9、9着と惨敗続きで、好結果が残せていませんが、それも障害のかかり次第で一変する力を持った馬です。前走でも障害で嫌気がさしていましたが、流れが速すぎたのも一因と言えます。同世代限定レースの今回は、ばんえいダービー時の切れさえ戻れば勝ち負けです。
○10 ゴールドインパクト(牡、久田守厩舎)720キロが2番手です。メンバー中、唯一、ばんえいダービーへ不出走。今季は9勝を挙げていますが、2着1回、3着なしの成績が示すとおり勝ち負けがはっきりしたタイプ。障害次第では差し切る力を持っています。
▲3 メジロゴーリキ(牡、岡田定一厩舎)730キロは、ばんえいダービー制覇後は苦戦が続きますが、勝ち馬が、3走前はファイトガール、近2走はカンシャノココロとともに準オープン(当時)の実力馬。相手が強すぎたと敗因もはっきりしています。今回は同世代限定戦で巻き返しが期待できます。
<おすすめの買い目>

馬単 9→10・3・4(3点)
3連単(フォーメーション) 9→10→3・4(2点)
(文/小寺雄司)