2月28日(水)の名古屋競馬メイン第9レースはJRA交流「名古屋CCミネルヴァ賞」(A級3a組・中央500万、名古屋競馬場1900メートル)。
古馬500万クラスの中央交流レースはJRA優勢が相変わらず顕著。今シリーズもそのトレンドは不変で、中央勢での上位独占劇が可能だ。
中央2勝馬で実力上位の◎3 ウインランブル(牡5、JRA・中村均厩舎)がV最短。中央ではダートの1700、1800メートルの中距離を主戦場に走り、昨年2月には小倉の500万クラスのダート1700メートルをすでに勝ち切っている実力派。勝ちみの遅い面はあるものの、500万クラスでの多数の入着回数を持つように、確実に伸びる末脚を持つ。南関東地区へ遠征した最近2走の中央条件交流レースでも着順以上に好勝負を演じ、2週連続して坂路追い切りで51秒台の好タイムをマークするのも魅力。手ごろな相手との対戦になる東海遠征となれば当然勝ち負け必至。
追い込み一手の脚質が小回り名古屋コースでどうかだが、○1 トーセンメリッサ(牝6、JRA・加藤征弘厩舎)も高い評価が必要。デビューから3戦目で勝利を飾った好素材で、最近2走も後方から鋭い突っ込みをみせている。走りごろとも言える休養明け3戦目で、しかも初の地方遠征。勝ち星を求めての参戦と言える。
ともに中央での近況成績いまいちだが、▲5 ウイングエンペラー(牡5、JRA・目野哲也厩舎)、△6 メイショウユウワ(牝4、JRA・高橋亮厩舎)は地方条件交流戦で好相性を誇る。変わり身が期待できそうだ。
地元勢では、差し馬が多い構成がプラスに作用しそうな△9 キタノシャーロット(牝5、藤ケ崎一男厩舎)の先行力に期待がかかるが、さて。
<おすすめの買い目>

馬単 3→1・5・6・9(4点)
3連単(1軸流し) 3→1・5・6・9(12点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)