2月18日(日)のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「ウィナーズカップ」(4歳以上選抜)が行われます。
最軽量760キロがセイコークイン、770キロがキンメダル、780キロがカンシャノココロ(牡7、坂本東一厩舎)、ホクショウユウキ、サクラリュウ、トレジャーハンター(牡11、金田勇厩舎)他2頭、トップハンデ790キロがフジダイビクトリーです。その差は最大30キロと微妙なハンデとなっています。今季特別戦優勝馬の通算収得賞金上位馬によって行われる一戦ですが、オープンの然別賞組が力量上位で主流を形成しそうです。
◎9 フジダイビクトリー(牡10、中島敏博厩舎)790キロを本命に推します。今季は5勝を挙げていますが、重賞は無冠。後半週に行われるチャンピオンカップに出走権はなく、今季は無念のウィナーズカップ出走となります。前走の然別賞では圧倒的な1番人気に支持されました。前半57秒の速いペースのため、仕掛けが速く障害で止まり、1着サクラリュウの14秒5差の7着と敗れていますが、今回は相手に恵まれた感もあり、中間の稽古も強めに障害修正されて、力の違いを見せつけて巻き返しを図ります。
○2 サクラリュウ(牡8、金山明彦厩舎)780キロが対抗です。先行力と障害が持ち味の馬ですが、2走前の柏林馬事公苑特別では障害天板でのヒザつきがあり、フジダイビクトリーの22秒9差の7着と大敗しています。もともと障害巧者のこの馬にとっては、当時775キロは恵まれた重量で勝ちたい一戦。勝負となればペースが速くなるのは必至で敗因ははっきりしています。前走の然別賞では、スタートから中団につけて障害もためてひと腰、障害も修正されています。今回も前走時より5キロ増ですが、フジダイビクトリーとは10キロ差で逆転もある対抗です。
▲1 ホクショウユウキ(牡9、村上慎一厩舎)780キロが3番手。然別賞は先行しての2着で、巧く展開が作れたことが好走に繋がりました。
<おすすめの買い目>
馬単 9→2・1・7・6(4点)
3連単(フォーメーション) 9→2→1・7・6(3点)
(文/小寺雄司)