2月23日(金)の笠松競馬メイン第12レースは「東海クラウン」(A級1組・B級以上オープン、笠松競馬場1600メートル)。
ウインター争覇で重賞初制覇した◎6 ハタノリヴィール(牡5、井上孝彦厩舎)が、もちろん断然の主役だ。大みそかの重賞・東海ゴールドカップでは、名古屋勢2頭に先着を許し3着に終わったが、前走で見事ウップン晴らしに成功。ハイペースのなか好位で折り合い、早めに抜け出す、力強い内容で待望のタイトルホルダーに仲間入りを果たした。難敵名古屋勢をはじめ、コレと言った強敵不在のメンバー構成。重賞ウイナーの底力とプライドの走りで力を誇示したい。
一番の相手は地力上位の○2 ダイヤモンドダンス(牡9、花本正三厩舎)。モロい面があるとはいえ、白銀争覇で兵庫の強敵インディウムに半馬身(コンマ1秒)差2着に迫ったレースが本来の力の走りだった。9歳を迎えたが、中央戦歴からもっと活躍が期待できる好素材。打倒ハタノリヴィールを目指していく。
▲8 ハドウホウ(セン6、笹野博司厩舎)は、転入後【6・6・1・1】と、馬券貢献を外した1走は2走前の重賞・白銀争覇(5着)だけ。3組特別だったとはいえ、3馬身差つけて好タイムで逃げ切った前走内容が強かった。昨年10月の東海クラウンで2着キャリアもあり、勝ち負けに欠かせない。
一気に相手は強化され、初のオープン特別参戦だが、セールスポイントの末脚勝負に持ち込めば、△4 フォークローバー(牡4、水野善太厩舎)は出番到来へ。
また、手探り面ある転入戦だが、中央や南関東地区でもまれ、高い戦歴を持つ△3 アントニオピサ(牡9、水野善太厩舎)も軽視できない。
<おすすめの買い目>
馬単 6→2・3・4・8(4点)
3連単(1軸流し) 6→2・3・4・8(12点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)