3日間連続となった2017シーズンラスト開催の金沢競馬は、3月26日(月)に2日目が実施されます。確たる軸馬が不在で難解なレースが多いですが、第8レースの「雪割草・そばの市特別」(C2級一組、金沢競馬場1500メートル)は、人気になりそうな主力メンバーがしっかりと追い切りをこなしており、本命党にオススメしたい一戦です。
◎11 ライフトップガン(牡8、鈴木正也厩舎)は昨年暮れに中央から転入してきて、初戦は急仕上げもあって太め残りで3着でした。その後は自厩舎で休養したことで体調面が回復し、3月に入ってから追い切りで好時計を連発しています。年齢的に上積みは見込みづらいですが、中央1勝の実績からC2級なら十分に勝ち負けは可能です。好位追走から早めに直線抜け出せば、4年8カ月ぶりの白星に手が届きそうです。
○3 ベニバナオンリー(牡6、佐藤茂厩舎)は4歳時にA1級でも通用するスピードを見せていましたが、昨年はスランプに陥ってしまいB1級でも好位追走いっぱいのレースが続いています。しかし近年連絡みがなかったことで今季はC2級までクラスが下がる恩恵を受けました。冬休み明けでも追い切りの気配は悪くなく、ハナ争いを制してペースを握ることができれば、押し切りがあるかもしれません。
▲9 パープルパルピナ(牡7、鈴木正也厩舎)も、B2級からクラスが下がった今季は反撃が期待できます。冬場は自厩舎で休養したことで連戦の疲れも癒えたようで、追い切りでも活発さが戻ってきました。好位からひと伸びできればチャンスはあります。
このほか△2 インパクトレディー(牝8、鋤田誠二厩舎)や△6 ベアトリス(牝10、井樋一也厩舎)も前に行く脚はあるだけに、逃げる展開に持ち込んでしまえば、ゴールまで粘り込む可能性はあります。
<おすすめの買い目>

馬単(マルチ)11⇔3・9・2・6(8点)
3連単(フォーメーション)11→3・9・2・6→3・9・2・6 3・9・2・6→11→3・9・2・6(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)