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12日(木)園田競馬メイン第11レースに「第50回菊水賞」(3歳、園田競馬場1700メートル)が行われます。
園田の3歳三冠レース第1弾で、アラブ時代から半世紀を経て通算50回となります。サラブレッドに移行された過去18回では、昨年、3頭目の無敗制覇を果たしたマジックカーペットなど1番人気馬が10勝と好成績を残しています。
昨年の覇者マジックカーペットとは同じオーナーと厩舎の◎10 コーナスフロリダ(牡、田中範雄厩舎)が抜けた1番人気になると思います。昨年の大晦日に行われた園田ジュニアカップを向正面一気の競馬で楽勝した兵庫2歳チャンピオンです。今年初戦は初めての遠征競馬になった笠松のゴールドジュニア(1600メートル)。1番人気に支持されましたが、好位から4コーナー先頭の金沢・ノブイチに1馬身半差まで迫ったところがゴールでした。ですが、5頭立てだった前々走の3歳オープン(AB混合)を2番手から抜け出し楽勝。そして前走は、向正面から一気にまくるものの、逃げていたラザレフの抵抗に遭いました。結果はこれが影響してゴール前に一杯、掛かりながら直線伸びたツルノシン(そのレース後に門別に再転入)に捕まり2着。ちょっぴり不安が残る前走でしたが、本番では負けられません。
成長中の3歳馬だけに相手探しは難解です。前走の1700メートルを逃げ切って復活の白星○2 アゼツライト(牡、荒山義則厩舎)を筆頭に置きます。ここはスピードでは負けられないラザレフがいますので2番手からの競馬になりそうです。
前述した▲5 ラザレフ(牡、高馬元紘厩舎)が逃げそうです。前走はツルノシン、コーナスフロリダに捕まって3着ですが、前々走では逃げ切っています。
高知・赤岡修次騎手が騎乗する☆12 ボンホープ(牡、田中範雄厩舎)、園田ジュニアカップ2着後にJRA芝を叩いた△7 テクノマインド(牡、住吉朝男厩舎)、園田クイーンセレクションを3コーナーから一気の競馬で制した△11 スウォナーレ(牝、坂本和也厩舎)などが続きます。
<おすすめの買い目>

馬単(ボックス) 2・5・7・10・12(20点)
3連単(1軸流し) 10→2・5・7・11・12(20点)
(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)
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