30日(振・月)佐賀競馬メイン第12レースは「エメラルド特選」(C1級1組、佐賀競馬場1750メートル)。
◎6 ムーンパスクイン(牝4、山田義人厩舎)は、前走の長崎街道常盤橋特選(4月14日、1750メートル)では逃げたビヘーヴの2番手に付けましたが、直線で優勝争いからは後退し勝ち馬から1秒0差の4着でした。昨年9月の佐賀転入後、前々走までの11戦すべてで馬券圏内を確保(5勝)していましたが、初の中距離となった前走で4着に敗れました。この距離2走目で巻き返しを狙いたいところです。
○4 サンライズミライ(牡5、川田孝好厩舎)は、4走前から前々走にかけて1800メートルのC1級特選を3戦し、3走前の長崎街道松原宿特選(3月8日)を勝利しています。前走は1400メートルのダイヤモンド特選(4月12日)に出走し、勝ち馬からコンマ6秒差の4着でしたが、距離延長での巻き返しが期待されます。
▲1 ビヘーヴ(牡6、柳井宏之厩舎)は、長崎街道常盤橋特選では逃げを打ち、4コーナーでは3番手に後退しましたが、直線盛り返して勝ち馬からクビ差(タイム差なし)の2着でした。佐賀の中距離戦では未勝利ですが、これまで4回馬券圏内に進出しています。今回も逃げを打てそうなメンバー構成で、前走同様に先行策から粘り込みたいところです。
そのほか、兵庫からの転入初戦で、JRA所属時にダート中距離で掲示板内を確保していた△3 メイショウオオヨド(牡4、山田徹厩舎)や、長崎街道常盤橋特選では大敗していますが、中距離戦の上位実績が豊富な△2 トークーブケパロス(牡4、柳井宏之厩舎)、△ 7 アンシャックルド(セン8、大島静夫厩舎)の両馬にも注目が必要でしょう。
<おすすめの買い目>
馬単(フォーメーション) 6・4→6・4・1(4点)
3連単(フォーメーション) 6・4→6・4・1→6・4・1・3・2・7(16点)
(文/上妻輝行)