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28日(土)佐賀競馬メイン第10レースは「高千穂峰賞」(A1級・A2級、佐賀競馬場1400メートル)。
◎7 シゲルクロマグロ(牡5、九日俊光厩舎)は、12月から1月にかけてA級特別(S2重賞を含む)へ格上挑戦をし、4着、2着と健闘。その後はB級特別とA2級、A2級・B級を4連勝しています。今回はA2昇級後、初の特別クラスへの出走となりますが、佐賀古馬トップの一角を占めるウルトラカイザーが登録のみで回避し、近走不振な馬も多いメンバー構成となりました。既にA級特別で通用する力は示しており、優勝争いが期待されます。
〇9 ファンデルワールス(セン9、中川竜馬厩舎)は、2月の佐賀転入後は4戦して未勝利ですが、うち3戦で馬券圏内を確保しています。今回はこれまでの4戦でこの馬に先着していた馬が全て不在となり、佐賀初勝利を挙げるチャンスとなりそうです。
▲3 テイエムサンピラー(牝5、川田孝好厩舎)は、昨年5月から6月にかけてB級特別(S2重賞を含む)を3連勝した後は勝利から遠ざかっていましたが、3走前の春望賞(3月4日、1400メートル)を勝利してA2へ昇級。その後はA2級・B級(1400メートル)を2戦して、前々走(3月25日)はシゲルクロマグロから2馬身(コンマ4秒)差の2着でしたが、前走(4月12日)は逃げ切って勝利しています。こちらはA級特別クラス初挑戦ですが、前々走でシゲルクロマグロと僅差のレースをしていただけに、初戦から上位を狙っていけそうです。
そのほか、約2カ月半の休養明け初戦の△1 アウヤンテプイ(牡9、山田徹厩舎)、昨年A級特別(S2重賞)を2勝している△4 サプール(牡5、東眞市厩舎)にも上位進出の期待がかかります。
<おすすめの買い目>
馬単 7→3・9 9→3・7(4点)
3連単(フォーメーション) 7・9→3・7・9→1・3・4・7・9(12点)
(文/上妻輝行)
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