金沢競馬は4月1日(日)から2018年度シーズンが開幕します。初日のメイン第10レースは「蛇の目神事特別」(A2級二組、金沢競馬場1500メートル)になります。
冬休み明けでもA1級からクラスが下がった◎1 ミスアバンセ(牝6、加藤和義厩舎)が人気となりそうです。先週の開幕戦にも登録はありましたが、直前の追い切りの動きが鈍かったことからあえて見送り、この新年度の開催に合わせてきました。使い出しを遅らせた効果もあって29日の追い切りではキレのある動きが戻ってきています。昨年A1級一組でも勝っている実力から、A2級二組なら地力上位の存在で、スピードを生かせる1番枠に入ったのも好材料です。
○5 グランパルファン(牝5、加藤和義厩舎)は血筋の良さから2歳の中央デビュー戦から注目を集め、6戦目の中京ダート1200メートル戦で未勝利戦を勝ち上がりましたが、その後は順調さを欠いたこともあって500万下で入着いっぱいのレースが続いていました。しかし先行していたスピードから地方の小回りコースなら立ち直るきっかけがつかめそうです。1500メートル戦は初めてとなりますが、無理なく好位キープしながらレースを運べれば、転入初戦でも直線抜け出すチャンスがありそうです。
▲7 ヤマカツトップガン(牡5、高橋優子厩舎)は昨年A1級に上がってから苦戦が続きましたが、A2級なら勝ち負けできるスピードを見せていました。冬休み明けとあってピーク時と比べるとまだ追い切りの動きは迫力不足ですが、昨年6勝もした快速馬だけに警戒は必要です。
開幕戦を使っている△4 タカラブネクイーン(牝5、佐藤茂厩舎)と△3 ディターミネイト(牡4、金田一昌厩舎)も上積みがありそうです。特にタカラブネクイーンは後方から3着まで追い上げてきており、本来の先手を奪って逃げるに持ち込めれば、前残りがありそうです。
<おすすめの買い目>

馬単(マルチ) 1⇔5・7・4・3(8点)
3連単(フォーメーション) 1→5・7・4・3→5・7・4・3 5・7・4・3→1→5・7・4・3(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)