レース展望・予想
■2018年04月25日
覇権争いの主役へ、スティールキング「コスモバルク記念」(門別競馬)

4月25日(水)の門別競馬メイン第9レースは、「第8回コスモバルク記念(H3)」(門別競馬場1800メートル)。

シーズン最初の古馬王道重賞。昨秋、シーズン最終レースの頂上決戦・道営記念(H1)でゴールまで壮絶な一騎打ちを演じてみせたステージインパクトとオヤコダカ。今季の“覇権争い”も、この2頭を中心に巡っていくというのが大多数の見立てだろうが、その道営記念の内容を振り返ってみると、3着だったドラゴンエアル以下の各馬も、あと一段の上積みさえあれば“覇権争い”に加わる資格を得られるのではないかというのが当欄のジャッジだ。

○7 オヤコダカ(牡6、米川昇厩舎)は相対的に、秋から冬にかけてより春から夏にかけてのパフォーマンスがより優れている印象だけに、春初戦のここは昨年に続く2連覇達成も期待できるだろうが、正直、配当妙味と秤にかけた場合、昨秋ラスト2戦の敗戦も記憶に新しい・・・。前記した通り、道営記念3着以下馬の食い込みに期待したくなる。

そこで主役に抜擢は、道営記念4着馬◎5 スティールキング(牡5、角川秀樹厩舎)だ。オヤコダカより一世代後の“3歳二冠馬”。3歳時に示したパフォーマンスはオヤコダカと比しても決して見劣るものではないし、古馬王道の覇権争いに加われる素質は秘めている。昨年4歳時は、直線の決め手比べで幾らか見劣る印象だったが、一つ年齢を重ねて冬休み明けの初戦。昨年とは見違える走りを見せてくれる可能性は少なからずあるだろう。正攻法で勝ちに出るオヤコダカ、▲10 ステージインパクト(牡6、佐久間雅貴厩舎)に、前付けで勝負の2017年ダービーグランプリ優勝馬△1 スーパーステション(牡4、角川秀樹厩舎)も早めから絡み合う展開が濃厚。開幕直後の力いる馬場状態も相俟って、予想以上に上がりを要する流れとなれば、ワンテンポ遅らせて追い出すスティールキングの末脚が連対圏に届く可能性は十分との見立てだ。

差し脚不気味な△3 ストーンリバー(牡4、堂山芳則厩舎)、△4 ドラゴンエアル(牡7、田中淳司厩舎)、△6 ランウェイワルツ(牡7、田中淳司厩舎)を3連勝式のヒモ穴で押さえる。

<おすすめの買い目>  この買い目で投票

馬単(マルチ) 5⇔7・10(4点)
3連単(フォーメーション) 5→7・10→7・10・1・3・4・6 7・10→5→7・10・1・3・4・6(20点)

(文/ひだか)

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