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11日(金)の園田競馬メイン第10レースに「ナイター競馬女子会特別」(A1、園田競馬場1400メートル)が行われます。
2連勝の余勢を駆って◎4 ハタノキセキ(牡5、吉行龍穂厩舎)が決めます。園田ウインターカップを含め3戦連続2着の憂さを晴らす連勝でした。1230メートルだった近3走では、3走前はインディウムのアタマ差2着で、続く2走は同馬にそれぞれ半馬身、2馬身半差をつけて勝利しています。さあ、今度は距離が1400メートルに延長し、園田ウインターカップで先着されたドリームコンサートに雪辱を期します。典型的な逃げ馬が不在ですが、前走同様に好位を進むレースで早めに動いて3連勝に期待です。
相手は○7 ドリームコンサート(牡9、柏原誠路厩舎)です。前々走の園田ウインターカップでは、近況がひと息だったため9番人気でしたが、2番手を追走し、4コーナーで先頭に立って押し切って勝利。柏原誠路調教師と一緒に初タイトルを獲得しています。重賞連勝を狙って遠征した名古屋・東海桜花賞は、2カ月ぶりも影響したのかスタートひと息で地元の1番人気カツゲキキトキトを相手に7着でした。さあ、今回は園田ウインターカップのスタートを再現し、逃げもある積極的なレースで巻き返しの一戦です。
▲3 ナチュラリー(牡4、新子雅司厩舎)の前走も東海桜花賞で、前述したドリームコンサートを凌ぐ3番人気に支持されました。好位を進みましたが、直線を向いて一杯になり、10着に沈みました。逃げ馬不在の今回は1番枠から1400メートルを逃げ切った前々走のレースを思い出せば、アッと言わせるシーンもありそうです。
A1特別(混合戦を含む)3勝の実績も残る堅実駆け☆8 ナナヨンハーバー(牝6、飯田良弘厩舎)、JRA4勝馬で転入4戦目△2 ジャコカッテ(牡7、大石省三厩舎)などが連対候補です。
<おすすめの買い目>
馬単(ボックス) 2・3・4・7・8(20点)
3連単(1軸流しマルチ) 4⇔3・7・8(18点)
(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)
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