レース展望・予想
■2018年05月03日
今年もJRA勢が上位を独占か「兵庫チャンピオンシップ」(園田競馬)

3日(祝・木)の園田競馬メイン第10レースに「第19回兵庫チャンピオンシップJpnII」(3歳、園田競馬場1870メートル)が行われます。

12年以降の過去6回では15年を除き、JRA馬が1〜5着までを独占しています。地方のメンバー構成から今年も3年連続でJRA上位独占が濃厚です。その軸馬には、このレースを3勝している岩田康誠騎手が手綱を取る◎3 テーオーエナジー(牡、JRA・宮徹厩舎)を置きます。500万クラス3戦目だった前走(阪神)でマークした新馬以来2勝目の内容を評価します。デビューから京都を3戦しましたが、阪神は初コースでした。5番手を進んで向正面から仕掛けました。3〜4コーナーで徐々に進出し、直線を向くとアッと言う間に抜け出して2着オノリスに5馬身差を付けました。今回も勝負どころでスパートして差し切りに期待です。

○10 メイショウヒサカタ(牝、JRA・浅見秀一厩舎)が、3勝馬の意地を見せます。前走の昇竜ステークス(中京ダート1400メートル)は、芝1600メートル(エルフィンステークス)を大敗後で10番人気でした。中位の5、6番手を進んで直線では外に出してゴール前には鋭く半馬身抜け出しました。新馬戦(中山ダート1200メートル)を逃げ切り、2勝目はダート1200メートル(阪神)を2番手から直線抜けています。ダートでは1400メートルが最長距離で、初めての1870メートルと距離克服がカギになります。

▲5 キャベンディッシュ(牡、JRA・小檜山悟厩舎)が続きます。M.デムーロ騎手と初コンビだった前々走に通算2勝目をあげています。15頭立て14番手から向正面一気に追い上げ3コーナー2番手、4コーナーで先頭に立って2着に2馬身差の楽勝でした。今回M.デムーロ騎手が2度目の騎乗。現在のJRAリーディングジョッキーが園田のダートグレードでどんな思い切ったレースを見せてくれるでしょうか。

3走ぶりのダート戦になる☆4 ビッグスモーキー(牡、JRA・清水久詞厩舎)、地元の田中学騎手が騎乗し、伏竜ステークスでは前述キャベンディッシュに先着した△8 ワークアンドラブ(牡、JRA・田所秀孝厩舎)の両馬も上位を狙います。

地方勢では一冠目の前走・菊水賞を逃げ切ったアゼツライト(牡、雑賀伸一郎厩舎)が筆頭です。

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馬単(ボックス) 3・4・5・8・10(20点)
3連単(ボックス) 3・4・5・10(24点)

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)

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