4日(祝・金)の園田競馬メイン第11レースに「第54回兵庫大賞典(ゼンノロブロイ賞)」(園田競馬場1870メートル)が行われます。
◎6 キクノソル(牡8、田中範雄厩舎)が待望の初タイトルなるでしょうか。JRA5勝のオープン馬が、園田転入初戦の新春賞(1月3日)は急遽の出走のため、10月22日のJRAラストからプラス28キロの馬体重でした。向正面から追い上げて3〜4コーナーでは3番手。逃げ切ったマイタイザン、直線で内を突いたエイシンホクトセイには後塵を拝しましたが、4頭が横一線の3着争いを制しています。続く、馬体が9キロ絞れた佐賀記念JpnIIIは後方10番手を進んで、向正面から追い上げての4着は地方馬の最先着でした。前々走の六甲盃では初タイトルが期待されましたが、伏兵ノブタイザンの末脚に屈して2着です。このレースを目標に前走1870メートルのA1は3番手から抜け出し、2着エイシンホクトセイを7馬身ちぎりました。さあ、本番の今回は六甲盃のウサ晴らしです。
相手探しは難解です。同距離の新春賞を逃げ切った○8 マイタイザン(牡5、新井隆太厩舎)が、今回もアサクサセーラを抑え主導権を奪って抵抗したいところ。
▲7 エイシンニシパ(牡5、橋本忠明厩舎)が名古屋・梅見月杯2着後の前走佐賀・はがくれ大賞典を差し切って重賞6勝目をマークし好調です。新春賞(5着)以来の地元戦は金沢の吉原寛人騎手が初めてコンビを組みます。
新春賞でマイタイザンにアタマ差2着まで迫った前述☆12 エイシンホクトセイ(牡7、新子雅司厩舎)、六甲盃でキクノソルを捕まえた☆5 ノブタイザン(牡5、新井隆太厩舎)、2番手で折り合って△3 アサクサセーラ(牡5、保利良次厩舎)なども連争いに加わりそうです。
<おすすめの買い目>

馬単(ボックス) 6・8・7(6点)
3連単(1軸流し) 6→8・7・12・5・3(20点)
(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)