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23日(土)の佐賀競馬メイン第10レースは「水無月賞」(オープン、佐賀競馬場1400メートル)。優勝馬には吉野ヶ里記念(7月22日)への優先出走権が与えられます。
◎9 ウルトラカイザー(牡10、真島元徳厩舎)は、前走の九千部山賞(5月26日、1400メートル)では、中団から向正面で3番手に進出し、4コーナーでは先頭のマサヤに並びかけました。直線では同馬との一騎打ちとなり、ゴール直前でアタマ差(タイム差無し)抜け出して勝利。今回はそのマサヤが不在の一戦となり、2連勝の可能性は高そうです。
○1 イッセイイチダイ(牡6、東眞市厩舎)は、昨年は3月の佐賀復帰初戦から6連勝して吉野ヶ里記念へ挑み、マサヤの2着。その後2勝を加え、10月の九州大賞典(2500メートル)も2着と、(旧S1)重賞にはあと一歩届きませんでしたが、B級から一気に佐賀トップクラスへと駆け上がりました。九州大賞典の後は休養し、5月に戦線復帰。A2・B級を2戦して2着、4着でした。休養明け3走目の今回は特別クラスへ復帰し、相手強化の一戦となりますが、復調してくれば優勝争いに参加する力は十分に持っています。
▲7 オウノミチ(牡7、中野博厩舎)は、5月の佐賀転入後は3戦して、前々走の九千部山賞でのウルトラカイザーからコンマ8秒差の3着が最高着順ですが、残る2戦も掲示板内は確保しています。今回は連対圏進出も狙えそうなメンバー構成となりました。
そのほか、短距離戦では安定して力を発揮している△3 コウギョウダグラス(牡11、大島静夫厩舎)、九千部山賞での競走除外(右前跛行)明けとなる△6 アウヤンテプイ(牡9、山田徹厩舎)らにも上位進出の期待がかかります。
<おすすめの買い目>
馬単(フォーメーション) 1・9→1・7・9(4点)
3連単(フォーメーション) 1・9→1・7・9→1・3・6・7・9(12点)
(文/上妻輝行)
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