6月26日(火)の門別競馬メイン第12レースは、「カスミソウ特別」(C1-2〜C2-1、門別競馬場1200メートル)。
◎3 ムカワシシャモ(牡4、田中淳司厩舎)の3連勝が有望か。昨年まで在籍した桑原義光厩舎から、師の引退・厩舎解散に伴い今春からリーディング首位の田中淳司厩舎に転厩。今季開幕日の初戦こそ出走を取り消したものの、次開催で転厩後の初出走。素質馬スティールホープにゴール寸前で交わされ2着だったが、その後の今季2戦目&3戦目は軽快な逃げ切りで圧倒の2連勝。今季初戦で敗れたスティールホープに雪辱を果たすだけでなく、馬体重を増やしながら走破時計も2着以下との着差も広げ、さすがはリーディング首位厩舎と思わせる素晴らしいパフォーマンスを立て続けに披露してみせた。2着を1秒1差離した前走のゴール前はまだまだ時計は詰まると感じさせる余裕の走り、今回も絶好の3番枠から単騎逃げが叶うようなら圧倒のシーンまでありそうだ。発馬次第では、テンの速い△8 ヨシノファルコン(牝3、角川秀樹厩舎)が、外枠からでも押して先手を取りに行く可能性はありそうだが、それならそれでムカワシシャモは番手で控えても競馬はできるタイプ。ただ、溜めて末脚が切れるようなパーソナリティではないので、仮に道中は控えたとしても4コーナー手前では早々に先頭をうかがうような強気の攻め方になるはずだ。潜在的なスピード能力はB級を目指せる可能性十分、一気の3連勝で上を目指したい。
先行できて終いもしっかりと伸びる○4 ブルーフォース(牡4、小野望厩舎)、▲5 サンシアトル(牝4、山口竜一厩舎)がまずは相手本線。前走、最後の直線で馬群の内側から末脚をみせて3着に食い込み、復調を感じさせた△9 クインズジャーニー(牡7、安田武広厩舎)までが走破圏だろう。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 3⇔4・5(4点)
3連単(フォーメーション) 3→4・5→4・5・8・9 4・5→3→4・5・8・9(12点)
(文/ひだか)