レース展望・予想
■2018年06月03日
スピードの絶対値が違うコウセン「早池峰スーパースプリント」(盛岡競馬)

3日(日)の盛岡競馬メイン第12レースは「第3回早池峰スーパースプリント(M2)」(盛岡競馬場ダート1000メートル)。

◎12 コウセン(牡8、櫻田康二厩舎)は昨年、芝1000メートル重賞・ハーベストカップで57秒7という破格のタイムで逃げ切り、21年ぶりにコースレコードを更新。さらに地方全国交流・OROターフスプリント、桂樹杯も制し、岩手の最優秀ターフホースに選ばれました。ダート戦も水沢850メートルを5馬身差で逃げ切り、短距離なら問題ないことを証明。今回は12月の重賞・白嶺賞以来、約半年ぶりの実戦ですが、乗り込みは万全。加えて当レースは絶対的なスピードがモノを言います。

○1 オースミチャド(牡7、板垣吉則厩舎)は中央芝3勝・1600万下から転入。ダートは2戦のみで未知数でしたが、岩手初戦を2着にまとめ、前走のダート1000メートル戦を完勝。レコードにコンマ1秒まで肉薄する好タイムをマークしました。メンバーは強化されますが、距離経験を生かして初重賞制覇を狙います。

▲9 タイセイファントム(牡10、佐藤雅彦厩舎)は昨年重賞2勝。今季は赤松杯3着、シアンモア記念2着とベンテンコゾウに水を開けられましたが、前走の盛岡1200メートル戦で1着。貫禄の違いを見せつけました。1000メートル対応に若干の不安がありますが、底力でカバーできるでしょう。鮮やかなマクリを決めるかに注目です。

△7 キングジャガー(牡4、板垣吉則厩舎)は岩手二冠馬。佐賀から再転入2戦目の1000メートルで馬群を割って猛追し、3着。短距離戦で新たな才能を見せたのが不気味。

△8 フォルス(牡5、板垣吉則厩舎)は久々を叩かれて良化確実。

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馬単 12→7 (ボックス) 1・9・12(7点)
3連単(フォーメーション) 1・12→1・7・9・12→1・7・8・9・12(18点)

(文/松尾康司)

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