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6月22日(金)の名古屋競馬メイン第11レースは「磯ノ木特別」(A級2組、名古屋競馬場1400メートル)。
混戦模様だが、7ハロン戦を大歓迎する◎8 ホウライマリーン(牝5、藤ケ崎一人厩舎)を狙い撃ちだ。ゲートの速さと自慢のダッシュ力で主導権は握っても失速が続いていた。しかし前走は、控える好位からの競馬で臨み、低評価に反発してしぶとく2着に粘り込み、久々に結果を出してみせた。今回の最終追い切りでも動いたようにデキ、状態が上向いてきた証しではないか。全11勝のうち、8勝を1400メートル戦で飾っているように、快速自慢のこの馬にとって絶好の舞台。ましてや、先行有利に作用する雨馬場も予想されている。逃げ切って完全復活をアピールしたい。
前走オープンでは5着に終わった○2 アイファーヴリル(牡5、倉地学厩舎)は反撃を狙う。2走前の同じ1400メートルのA級2組特別で鋭く抜け出しており、同条件では目下2連勝中。地力上位の存在と言える。手ごろな相手との対戦にも変わり、当然勝ち負けに欠かせない。
4走連続連対中の▲1 サザンオールスター(牡4、今津博之厩舎)の好調さも無視できない。A級昇格後、初めての特別戦参戦になるが、ロスのない絶好の1枠スタートを生かして流れに乗れば、2組でも出番が訪れる。
2組特別では3走連続して3着止まりだがしぶとい△4 アスタークライ(牡4、原口次夫厩舎)に、破壊力ある末脚を持つ△3 オンワードハドソン(牝6、宮本仁厩舎)も差はわずか。
<おすすめの買い目>

馬単(マルチ) 8⇔1・2・3・4(8点)
3連単(フォーメーション) 8→1・2・3・4→1・2・3・4 1・2・3・4→8→1・2・3・4(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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