7月2日(月)の名古屋競馬メイン第11レースは「白鳥座特別」(B級1組、名古屋競馬場1600メートル)。
一長一短あるメンバー構成で確かな主役は不在。主導権を握ると強い◎9 ディアチャイブ(牝4、今津博之厩舎)から狙いたい。今春名古屋転入後、B級で6戦し【2・2・1・1】。前走4組ではハイペースの逃げで飛ばしながら後続に大差をつけて圧勝。勝ちパターンに持ち込んだ時の高い先行力と、確かな粘りをアピールする走りだった。同タイプの先行勢がそろったうえ、しかも初の特別参戦。ハードルは高くなったが、豪快にねじ伏せた前走の勝ちっぷりから不安より、魅力が上回る。
A級戦では追い込み不発に終わる○10 カネトシハートフル(牝6、植松則幸厩舎)は降級初戦の利がある。近況3走はともに距離不足の1400メートル戦でもあり、連続不発も仕方がない。レースのしやすい外枠スタートに、1ハロンの距離延長も望むところ。変わり身があっても驚けない。
好調さ魅力は▲4 スリーアリアン(牝5、竹下直人厩舎)。3走前の5組では後方から鋭くアタマまで抜け出し、前走1組特別でもきっちり末脚を伸ばし連対キープ。近況のキレが光る1頭。逃げ、先行タイプが多く、差し馬向きの流れになれば、再度突き抜けるか。
中央戦歴からもっと上位での活躍が期待できる△1 ロジテースト(牡7、今津博之厩舎)、△8 シグナリング(牝5、井手上慎一厩舎)の好素材もV圏内。
<おすすめの買い目>

馬単(マルチ) 9→1・4・8・10(8点)
3連単(フォーメーション) 9→1・4・8・10→1・4・8・10 1・4・8・10→9→1・4・8・10(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)