17日(火)の門別競馬メイン第11レースは、「ブラックタイド・プレミアム」(A3-2〜B3-1、門別競馬場1800メートル)。
すでにJRAで2勝をマークしている注目の3歳オープン馬◎8 ワークアンドラブ(牡3、田中淳司厩舎)が転入初戦を迎える。JRA時デビュー3戦目の中京ダート1800メートルで豪快な追い込みVを決めると、返す刀で3歳500万円以下・樅の木賞(阪神ダート1800メートル)にチャレンジ。するとこれまた、8頭立て少頭数の4コーナー最後方から怒涛の直線一気で突き抜けてみせた。その後オープンでも、ヒヤシンスステークスでスマハマの1秒6差9着、伏竜ステークスでドンフォルティスの1秒4差5着など健闘を続けたのだが、コパノカチドキで道営記念制覇の経験もある小林祥晃(Dr.コパ)オーナーは3歳春時点での門別・田中淳司厩舎への移籍という、ホッカイドウ競馬ではほぼ前例がないように思われる“英断”を下してきた。3歳馬にとっては決して楽ではない、この時期での別定55キロではあるが、そこは先々JRAでのダート重賞Vを狙えた可能性を感じさせる素質馬だ。JRA500万円以下条件との交流が組まれるA2よりも下級のA3下特別程度なら、能力レベルが違いすぎる可能性の方が高いくらいだろう。ブッチギリVの可能性まで指摘しておきたい。
前走同条件のA3下特別を早め先頭から押し切って快勝の○1 センコーファースト(牡4、堂山芳則厩舎)、同2着△11 アーススカイ(牡6、岡島玉一厩舎)が相手本線。
持ち前の差し脚で直線差を詰めてきそうな×2 サムライダマシー(牡5、川島雅人厩舎)、×3 コスモアジル(牡10、安田武広厩舎)、×5 クベーラ(牡6、米川昇厩舎)、×10 レンブラント(牡7、國信滿厩舎)を3連勝式のヒモ穴で押さえる。
<おすすめの買い目>

馬単 8→1・11(2点)
3連単(フォーメーション) 8→1・11→1・11・2・3・5・10(10点)
(文/ひだか)