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7月19日(木)の名古屋競馬メイン第11レースは「くすの木特別」(A級2組、名古屋競馬場1400メートル)。
どの馬にも一長一短がある。主役不在の難解戦だが、絶好枠がプラスに作用する◎1 テイエムアニマンテ(牡4、竹之下昭憲厩舎)を狙いたい。前走A級2組は注文通り先制したものの、まさかのブービー8着に終わった。主導権を握ったが、終始2番手の馬につつかれ、息の入りにくい苦しい展開の先行策だった。しかも1800メートルの距離も微妙に長かったと、敗因分析できた。前走同様に、先行ライバルはいるが、外枠から強引に先制した前走と違い、ロスのない絶好の1枠スタート。しかも距離は400メートル短縮された。セールスポイントの高い先行力で素早い巻き返しが可能。
安定感上位は○6 インストアイベント(牡8、角田輝也厩舎)。近2走こそひと息の成績に終わるが、3月のA級3a組から6戦連続してファンの馬券に貢献してみせたクラスの安定勢力。ひと息入れた臨戦過程の効果か、この中間は追い切りで素軽い動きが光った。しぶとく、崩れない末脚は、むしろ連軸という点では上位の存在と言える。
使われながら確実に良化気配は▲4 ピンクドッグウッド(牝4、川西毅厩舎)。走るたびに着差を縮めており、今回は走りごろとも言える復帰3戦目。NARグランプリ2歳最優秀牝馬に輝いた馬で、キラリと輝く飛び切りの超好素材。そろそろ覚醒するか。
マイペースの逃げがかなったとはいえ、前走2着で復活気配の△7 ノボリフジ(牡7、宮本仁厩舎)に、一発を秘める△3 アタックガール(牝5、川西毅厩舎)もV候補。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 1⇔3・4・6・7(8点)
3連単(フォーメーション) 1→3・4・6・7→3・4・6・7 3・4・6・7→1→3・4・6・7(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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