レース展望・予想
■2018年09月20日
好気配ヴェリイブライト重賞3勝目へ「オータムカップ」(笠松競馬)

9月20日(木)の笠松競馬メイン第11レースは「第45回オータムカップ(SP1)」(笠松競馬場1900メートル)。

北陸・東海・近畿の3地区交流重賞に10頭がフルゲートで激突する。抜けた存在が不在で、どの馬にもチャンスがある混戦だが、前走くろゆり賞での走りがキラリと光った◎2 ヴェリイブライト(牡8、笹野博司厩舎)から狙いたい。近年、夏場に走りがよく好成績を残すが、8月のくろゆり賞でも健闘。8番人気の低人気に反発して、東海地区のエース・カツゲキキトキト相手に好勝負を演じている。先に抜け出していたカツゲキキトキトに最後は半馬身振り切られたが、後方から息の長い末脚を爆発させ、堂々2着に追い込んでみせた。中間は併せ馬で前回以上の好ラップと動きを見せて好気配。コレと言った強敵不在もあって、昨年8月くろゆり賞以来になる重賞3勝目のチャンス到来だ。

遠征勢では3地区交流重賞で変わらず抜群の好成績を挙げている兵庫勢がやはり怖い。今年は2頭参戦したが○8 アリオンダンス(牡5、兵庫・諏訪貴正厩舎)に大きな魅力がある。地元兵庫ではA2までの勝利しかなく、オープンに昇級した今夏からの4戦は6、7、7、4着に止まる。ただ強敵たちにもまれ、レベル的に3地区では一番の兵庫勢。なにより名手・岡部誠騎手とのコラボが大きな上積みになる。初の東海遠征で初重賞制覇があっても驚けない。

3月マーチカップ以来の久々の笠松遠征だが、ベテランの▲4 メモリージルバ(牡9、塚田隆男厩舎)も勝ち負けに欠かせない。最近は輸送で入れこむようになって笠松成績が安定しないとは言え、地元コースより当地での走り、成績がいいことに定評がある。軽視できない。

勝ち切れないタイプだが相手なりに走れて成績が安定する△1 ミキノハルモニー(牡7、金沢・中川雅之厩舎)に、今春の重賞・オグリキャップ記念(2着)でアッと言わせた△10 アンカーマン(セン5、今津勝之厩舎)も勝ち負けレベル。

<おすすめの買い目>  この買い目で投票

馬単(マルチ) 2⇔1・4・8・10(8点)
3連単(フォーメーション) 2→1・4・8・10→1・4・8・10 1・4・8・10→2→1・4・8・10(24点)

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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