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9月27日(木)の名古屋競馬メイン第11レースは「はなのき特別」(A級2組、名古屋競馬場1400メートル)。
上位馬の評価差わずかで激戦模様だが、中央実績上々の◎7 キングジュエリー(牡5、角田輝也厩舎)から狙いたい。東海への再転入戦だった前走A級7組で1馬身半差をつけて、難なく逃げ切りに成功。鮮やかにリスタートを飾った。中央2勝馬で、今年1月には1000万クラスでタイム差なし(アタマ差)の2着に粘り込んでいるように、高い中央実績を持つ。レース間隔は空いたが、追い切り本数をこなし、仕上がり面に不安はない。一気に相手強化した準オープンだが、連勝に期待したい。
不利な外の8枠スタートだが○10 ホウライマリーン(牝5、藤ケ崎一人厩舎)の先行力にも高い評価が必要。ゲートやテンの速さは名古屋屈指の1頭で、近況はまずまずの内容の走りを見せる。ハイレベルな重賞だった前走の秋桜賞では11着大敗に終わったが、中団から最終3〜4コーナーで勢いよく追い上げ、大いに見せ場を作っていた。自分のレースができれば逃げ切りも可能。
直線勝負に持ち込めば▲2 ハナノバンジョウ(牝5、迫田清美厩舎)の出番。転入後の2勝が1800メートル戦(A級3組)と1600メートル戦(前走のA級4組)と、7ハロンの克服が大きな課題になりそうだ。さばきにくい2枠スタートで評価を下げたが、差し勝負に持ち込めば鋭い自慢の決め脚で一気劇だ。
差しタイプながら1400メートル戦を苦にしない△3 アタックガール(牝5、川西毅厩舎)に、メンバー強化も好調をキープする△11 フェザースピリット(牝5、坂口義幸厩舎)も軽くは扱えない。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 7⇔2・3・10・11(8点)
3連単(フォーメーション) 7→2・3・10・11→2・3・10・11 2・3・10・11→7→2・3・10・11(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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