レース展望・予想 |
10月2日(火)の笠松競馬メイン第10レースは「陣屋特別」(B級1組、笠松競馬場1600メートル)。
A級候補生によるハイレベルなV争いが期待できるが、中心は勝って同条件と参戦有利な◎4 カイシュウキリシマ(牡5、笹野博司厩舎)だ。中央500万クラスでもタイム差なし(クビ差)の2着入着(17年4月23日・福島ダート1700メートル)がある好素材だから当然だが、前走B級1組は不利な大外枠10番スタートもなんのその。サッと2番手の好ポジションをキープして流れに乗ると、早めの鮮やかな抜け出しで1馬身半差の快勝。近況は控えたレースも板につき、レースの幅、柔軟性も増してきた。なにより最終追い切りも動き、反応ともに良く、上昇ムードがうかがえる。斤量も前走同様の56キロ。1組連勝へ、大きな期待がかかる。
再転入後、2戦2勝の好調馬○2 サンデリアーナ(牝5、笹野博司厩舎)の勢いにも魅力を感じる。中央500万では大敗の連続だったが、当地では【5・1・3・1】と好成績を残す。特に再移籍後の今秋2戦がともに好位から一気に抜け出してみせる豪快な勝ちっぷり。しかも前走は昇級初戦でいきなり強敵相手のB級2組に組み込まれながらの完勝劇で大きくアピールした。中央戦歴から当地初のマイル戦にも不安はなく、メンバー強化でも勝ち負けが可能。
▲1 サイレンスミラー(牝4、柴田高志厩舎)は同タイプの逃げ・先行ライバルは多いが、ロスのない絶好の1枠がプラスに作用しそう。先行力、粘りともに増しそうだ。
距離実績はないが、潜在能力の高い3歳フレッシュ△3 メモリーメガトン(牡3、川嶋弘吉厩舎)に、降級の利がある△8 ワンダフルキングス(牡4、笹野博司厩舎)も軽視できない。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 4⇔1・2・3・8(8点)
3連単(フォーメーション) 4→1・2・3・8→1・2・3・8 1・2・3・8→4→1・2・3・8(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)
■レース展望・予想一覧 |