レース展望・予想
■2018年10月18日
初の遠征でも逃亡劇見せるサムライドライブ「岐阜金賞」(笠松競馬)

10月18日(木)の笠松競馬メイン第10レースは「岐阜金賞」(3歳、笠松競馬場1900メートル)。

東海地区の3歳タイトル戦のラストを飾る伝統の一戦は、北陸・東海・近畿の3地区交流重賞でもあり、興味深い戦いだ。もちろんV争いをリードするのは東海の快速レディー◎4 サムライドライブ(牝、角田輝也厩舎)。6月の東海ダービーでは直線失速し、まさかの2着に終わり、デビューからの連勝は“10”でストップしたが、秋始動戦の前走・秋の鞍を華麗な逃亡劇で勝利し、早くも重賞8勝目を達成。あふれる天性のスピードと高い潜在能力をファンや関係者に改めてアピールした。ひと叩きされたことで中間気配はアップし、追い切りでも動いて上昇ムードがうかがえる。ポイントは地元を離れた初の出張戦になるが、スピードや先行力が生きる笠松コースは脚質からも大きなプラス材料。東海地区ラストの3歳重賞も勝利できっちり締めくくるか。

東海地区の交流重賞での強さに定評があり、レベルの面でもリードする兵庫勢がサムライドライブの有力な相手になりそうだ。○1 クリノヒビキ(牡、兵庫・橋本忠明厩舎)は直前の園田オータムトロフィーで好敵手の兵庫ダービー馬コーナスフロリダを初めて破って初タイトル制覇に成功。勢いに乗って初の東海遠征だ。また▲7 オータムヘイロー(牝、兵庫・保利良平厩舎)は、差しタイプで追い込み届かずの走りが続くが、近2走ともクリノヒビキと好勝負を演じている。笠松の第一人者・佐藤友則騎手との初タッグ結成はプラス要因。ともに馬券に欠かせない。

金沢勢では△5 アルファーティハ(牡、金沢・金田一昌厩舎)を上位視。MRO金賞では笠松のドリームスイーブルに大敗を喫したが、金沢ダービー馬で前走のサラブレッド大賞典を勝利し金沢3歳二冠達成。名手・吉原寛人騎手起用も魅力で軽視できない。

地元笠松勢では重賞初挑戦も移籍後の3連勝からセンスの良さが感じられる△2 アリイタヤス(牡、伊藤強一厩舎)に期待がかかりそうだ。

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馬単 4→1・2・5・7(4点)
3連単(1軸流し) 4→1・2・5・7(12点)

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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