10月28日(日)に開催される金沢競馬のメインレースは、第10レースの「カニ汁大鍋の振る舞い特別」(A2級二組、金沢競馬場1500メートル)です。
A級初挑戦も問題なくクリアした◎7 エイシンクウカイ(牡4、高橋俊之厩舎)が今回も人気を集めます。前走は後続を引き連れての逃げとなり、4コーナーではプレシャスムーンに並びかけられ、ゴール寸前でフェイマスラブが末脚を伸ばし襲いかかってくる危ういシーンはありましたが、ゴール手前でもう一度伸び返して押し切りました。1カ月ほどレース間隔は空きましたが、引き続き追い切りの動きは順調で、先手を競り合ってくるような相手が見当たらない今回もスピード発揮が期待できます。
○3 カトリーヌスリジエ(牝4、高橋道雄厩舎)は前走勝ったスプリングボックスとの追い比べ勝負に敗れて2着でしたが、相変わらず直線でいい伸び脚を見せて連続3着以内をキープしました。今回もエイシンクウカイが引き離して逃げる展開になるなら、後方から一気の追い上げで上位争いに加わってきそうです。
▲9 ドロダンゴ(牡8、鋤田誠二厩舎)も3戦連続連対中と好調です。前走は勝ったハバナブラウンにアタマ差及ばすの2着で3連勝こそ逃しましたが、直線追うごとに伸びた脚色は勝ち馬を上回るものでした。4コーナー手前で早めにエイシンクウカイに並びかけて直線の追い比べ勝負に持ち込めるなら、瞬発力の違いで抜け出してくるシーンも考えられます。
△8 トーホウボニータ(牝4、菅原欣也厩舎)も末脚勝負ならヒケはとりません。ここ2走は外を回らされて連対圏に届いていませんが、内ラチ沿いを強襲できれば浮上するチャンスがありそうです。
前走またも5着だった△5 ヒカルカミヒコーキ(牡7、佐藤茂厩舎)ですが、本来の先行するレースができるなら前残りもありそうです。
<おすすめの買い目>

馬単 7→3・9・8・5 3・9→7(6点)
3連単(フォーメーション) 7→3・9・8・5→3・9・8・5 3・9→7→3・9・8・5(18点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)