11月3日(祝・土)のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「霜月特別」(オープン混合)が行われます。どの馬にも一長一短があり、確たる本命不在と言える一戦です。
◎9 マツカゼウンカイ(牡4、松井浩文厩舎)735キロを本命に推します。今季は3勝を挙げていますが、そのうちの1勝が重賞はまなす賞で、柏林賞5着、銀河賞6着とほかの重賞でも大崩れのない成績を残しています。近2走では寒露特別4着、狩勝賞3着と敗れていますが、もともと先行逃げ切りタイプではなく、中団から持ち前の障害力を生かして差し切るのが勝ちパターン。レース当日は好天が予想され、自分の展開を作れそうです。
○8 カンシャノココロ(牡7、坂本東一厩舎)735キロが対抗です。2走前の神無月特別を勝ちオープンに昇級しています。クラス初戦の狩勝賞ではセンゴクエースに23秒7もの差をつけられ6着と敗れていますが、今回は昇級2走目の変わり身が期待できます。
▲7 ジェイワン(牡4、槻舘重人厩舎)720キロが3番手です。障害次第と注文はつきますが、巧く切れた時の破壊力はこのクラスでも十分通用します。逃げにこだわる馬がいない今回、直線での叩き合いになった時には逆転大駆けもありそうです。
<おすすめの買い目>

馬単 9→8・7・3・4・1(5点)
3連単(フォーメーション) 9→8→7・3・4・1(4点)
(文/小寺雄司)