11月12日(月)の名古屋競馬メイン第11レースは「さそり座特別」(B級1組、名古屋競馬場1600メートル)。
勝ち上がり対決のハイレベル戦だがもちろん主役は快進撃が続く◎7 ナインオクロック(牡4、川西毅厩舎)だ。7月に再転入後もいとも鮮やかに6連勝を達成。当地では無傷の9連勝中だ。B級昇級後も能力の違いをまざまざと見せつけ、2走前の6組では9馬身差、前走5組も悠々と6馬身差の圧勝劇で飾っている。先行力があって、操縦性にも優れて末脚もしっかりしている。トビが大きいことからも、前走に続くマイル戦は歓迎材料とみる。好調なライバルぞろいの1組だが通過点にすぎない。
次位争いが焦点だが、素質の高さでヒケを取らないのが○5 メモリーメディア(牡3、塚田隆男厩舎)。2歳時にはJRA認定競走勝ちやゴールドウイング賞2着など、上位戦線で勝ち負けした好素材。デビューから馬券圏内を外したのも長期ブランク明けだった2走前のB級5組(5着)だけ。復帰後、使いつつ確実に上向いてきており、馬券に欠かせない存在だ。
スタートには依然課題はあるが▲8 パーソナルブルー(牡5、塚田隆男厩舎)はB級昇級後も連対をキープし続け、中央1勝の地力を発揮している。少々スタートが悪くなっても流れに乗っていきやすい外枠はむしろ好材料。ここも連対確保は十分。
直線での差し勝負に持ち込めば、好調持続中の△6 オールージュ(牡4、瀬戸口悟厩舎)や、決め脚ある△3 ミズデッポウ(セン4、塚田隆男厩舎)も連争いが可能。
<おすすめの買い目>

馬単 7→3・5・6・8(4点)
3連単(1軸流し) 7→3・5・6・8(12点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)