11月24日(土)のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「ピヤシリ特別」(A2級-1組)が行われます。
前開催のトドワラ特別からは2着サカノテツワン、7着チヨノタカラ(牡8、林豊厩舎)など3頭、4歳牝馬重賞・クインカップからは3着フェアリースズ、7着シンエイボブ、羊蹄山特別からは4着フクトク(牡9、鈴木邦哉厩舎)、B1級-1組平場戦1着コウシュハローヤルと好調馬が多い一戦。昇級初戦のコウシュハローヤル以外、大きな重量変動はありません。
◎3 サカノテツワン(牡9、田上忠夫厩舎)725キロを本命に推します。近3走は2、3、2着と好調を持続しています。勝ち馬との着差はアアモンドセブンの0秒5、シンエイボブの3秒8、前走のトドワラ特別でもホクショウマックスから3秒4で、いずれも大きくは負けていません。先行力と障害には自信を持った馬ですが、障害を降りてからゴール前にかけて詰めの甘さが見られ、それが勝ち味の遅さにつながっています。辛抱さえできれば、勝ち負けできる力はあります。
○6 フェアリースズ(牝4、岩本利春厩舎)700キロが対抗です。クインカップでは1番人気に支持されたほどの実力馬。スタートから先行し前半63秒の流れで障害を2番手で切ると、キタノサカエヒメとメヂカラに差され3着と敗れましたが、レース内容は見せ場十分と言えます。今回若馬の減量があるのはクインカップ組の2頭と少なく、前々で競馬できそうです。
▲7 シンエイボブ(牝4、久田守厩舎)695キロが3番手です。フェアリースズと同様に、クインカップでは直線では好位でしたが、ゴール前で一杯になりました。逃げて味ある障害功者で、今回はクインカップ時よりも5キロ減なのが魅力です。
<おすすめの買い目>
馬単 3→6・7・2・4(4点)
3連単(フォーメーション) 3→6→7・2・4(3点)
(文/小寺雄司)