レース展望・予想
■2018年11月25日
脚質に幅出たエイシンクウカイ「きらめきクリスマス特別」(金沢競馬)

11月25日(日)に開催される金沢競馬のメインは、第9レースの「きらめきクリスマス特別」(A2級二組、金沢競馬場1500メートル)です。

3着続きの◎6 エイシンクウカイ(牡4、高橋俊之厩舎)が今度こそV奪回したいところです。ここ2走はスタートダッシュがつかず中団からのポジションとなっていますが、直線内からしっかり脚を伸ばして2着争いに加わっています。先手を奪ってスローの逃げに持ち込み直線で後続を突き放し連勝していた頃のようなレースはできていませんが、差す競馬を徐々にマスターして脚質に幅が出てきています。今回もメーティスやマイネルヘミニスなどスタートが速い相手がいて楽な先手は見込めませんが、逃げた馬を射程圏にとらえながら好位から運べれば差し切りが期待できます。

○9 バルタンセージ(セン6、中川雅之厩舎)は6カ月ぶりの休み明けとなりますが、休養前にはA2級一組で勝ち負けを演じていた実力から軽視できません。1週前に放牧先から帰ってきたばかりで馬体重も前走時よりも20キロ以上増えていましたが、太め感はそれほど感じさせず馬体は仕上がっているように映ります。休養を挟みながらも5戦連続連対中と常に連絡みしているだけに見逃せない存在です。

▲12 ドロダンゴ(牡8、鋤田誠二厩舎)は前走1コーナーで外を回らされる不利もあって4着と伸び切れませんでしたが、2走前には直線外から一気に伸びて2着と、3着エイシンクウカイに先着しています。A2級に昇級してからまだ勝ち星に手が届いていませんが、8歳を迎えて末脚の切れ味が増しており、今回も向正面から一気に駆け上がって直線外から追い上げてきそうです。

不気味なのは大井から戻ってきた△7 マイネルリノセロス(牡3、鈴木長次厩舎)です。再転入で古馬A級と走らされるのは条件的に楽ではありませんが、金沢では転入初戦で3着に敗れた以外はオール連対中でまだ底を見せていません。久々の金沢コースで巻き返してくる可能性はあります。

逃げて見せ場を作っている△4 メーティス(牝4、佐藤茂厩舎)の前残りも警戒したいです。

<おすすめの買い目>  この買い目で投票

馬単(マルチ) 6⇔9・12・7・4(8点)
3連単(フォーメーション) 6→9・12・7・4→9・12・7・4 9・12・7・4→6→9・12・7・4(24点)

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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