29日(木)の園田競馬メイン第11レースに「神戸ビーフ特別」(A1、園田競馬場1230メートル)が行われます。
◎8 アールプロセス(牡7、柏原誠路厩舎)を転入初戦から狙います。JRAオープン入り後はクビ差を最小に、すべて勝ち馬と1秒以内差のレースをしていました。前走が3月でしたが、11月19日の西脇での能力検査でも520キロと太め残りはなく、1200メートル・1分16秒7の好時計をマークしています。昨年1月の初春ステークス(1600万、中山ダート1200メートル)を直線強襲で勝ち、オープン昇級初戦の大和ステークス(京都ダート1200メートル)は、16頭立て14番手を追走からワディを急追しましたが惜しくもクビ差だけ届かず2着でした。その後7戦して3、4着各1回、5着4回の成績です。その末脚が小回り園田コースで転入初戦から爆発すると見ました。
前走1230メートルの兵庫ゴールドカップを逃げ切った○1 ナチュラリー(牡4、新子雅司厩舎)が再現を狙います。前走のスタート再現なら1番枠の味方は大きいと思います。
▲3 ブレイヴコール(牡4、諏訪貴正厩舎)が続きます。昨年の菊水賞2着、兵庫ダービー馬です。兵庫ゴールドカップでは2着で、1番人気で3着エイシンヴァラーを半馬身抑えています。今回は主戦の吉村智洋騎手が手綱です。
好位で折り合いをつける☆2 トウケイアロー(牡7、住吉朝男厩舎)がA1昇級3戦目から1、3、2着です。
前述したアールプロセスが先行馬を一気に飲み込んだ時には、追走策△5 ビッグリバティ(牡9、飯田良弘厩舎)が浮上です。JRA元オープン馬で転入後は昨年11月にA1の1400メートルを差し切っています。カギは初めてとなる1230メートルの距離克服でしょう。
<おすすめの買い目>
馬単(ボックス) 8・1・3・2・5(20点)
3連単(1軸流しマルチ) 8⇔1・3・2(18点)
(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)