6日(木)の園田競馬メイン第11レースに「吉川温泉よかたん特別」(A2、園田競馬場1400メートル)が行われます。
◎4 タガノカピート(牝4、新子雅司厩舎)が9連勝で待望のオープン入りを決めそうです。JRA2歳新馬戦(阪神ダート1200メートル)で逃げてメイショウカズヒメ(現JRA1600万下)から1馬身1/4差2着に粘りました。その後は京都ダート1200メートルで6、6着後に園田に転入です。C2からスタートし、3戦いずれも逃げてゴール前ひと息で2着でした。転入4走目に2番手追走から抜け出し、デビュー7戦目での初勝利。この勝利から快進撃が始まります。C1、B2、B1を各2連勝しました。圧巻だったのは不良馬場だった前々走B1です。11頭立て10番枠から鋭いスタートを決めて主導権を奪いました。1400メートルを1分26秒9、上がり3ハロンで37秒4をマークして、2着クリノチョモラーリに8馬身差を付けました。前走のA2昇級初戦は3番枠からポンと飛び出しましたが、やや掛かり気味。向正面から落ち着きペースを上げると、3番手から伸びてきたショウサンルヴィアをクビだけ凌ぎました。今回の課題はキョウトブッサとのハナ争いを制すること。B2戦ではスタートひと息でハナを奪われ、直線びっしり競り合ってハナ差で振り切っての勝利でした。しかし、互角のスタートなら枠を主張してハナを取り逃げ切りです。
馬券的な興味は連争いです。ル・プランタン賞(佐賀)制覇など牝馬重賞で善戦している○7 スターレーン(牝4、松浦聡志厩舎)が筆頭格です。ペースが速くなれば折り合ってゴール前に肉薄です。
大井から転入初戦▲1 エイシンユニコーン(牡4、森澤友貴厩舎)も1番枠を生かし積極策からの粘り込みを狙います。
末脚勝負☆8 デルマアツヒメ(牝5、諏訪貴正厩舎)、好位で粘る△6 メッサーウイング(牝6、盛本信春厩舎)、ハナを切れば怖い△9 キョウトブッサ(牡4、長南和宏厩舎)などが続きます。
<おすすめの買い目> 

馬単(ボックス) 4・7・1・8(12点)
3連単(1軸流し) 4→7・1・8・6・9(20点)
(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)