12月11日(火)に開催される金沢競馬で好配当が期待できそうなレースは、最終第11レースで争われる「旧福浦灯台ライトアップ特別」(B2級一組、金沢競馬場1400メートル)です。
軸視するのは◎10 マルカンベルガー(牡4、高橋道雄厩舎)です。まだ5戦連続で連に絡んでいた夏前までの勢いはありませんが、連続2着に好走して復調気配がうかがえます。発馬ミスが続いていましたが、前走は逃げた馬の2番手を追走してそのまま踏ん張っており、以前よりスタートも改善してきたようです。今回も逃げた馬の好位外めからレースが運べれば連対は死守してくれそうです。
問題なのは相手探しで、水が浮くような道悪馬場になるなら、○9 メガンテ(牡6、高橋俊之厩舎)の粘り込みがありそうです。前走は4コーナー手前で失速してしまい大敗を喫しましたが、2走前のように引き離して逃げることができれば前残りが狙えます。外枠からスタートを決めて先手を奪えるかが鍵を握ります。
差し馬が届く馬場状態なら▲3 カネコメハナコヨ(牝3、佐藤茂厩舎)が追い上げてきそうです。発馬に課題があっていつも後方からの追走になってしまいますが、勝負どころの3コーナーから一気に駆け上がってくる末脚は強烈です。次位争いがもつれるなら直線伸びきそうです。
△1 カルチャーバリュー(牡6、黒木豊厩舎)は前走7着と伸び切れませんでしたが、寒くなって調子を上げてきています。最内枠なら先手を奪って積極策に出ることも考えられるだけに、引き離して逃げ切った2走前の再現があるかもしれません。
△4 ライフトップガン(牡8、鈴木正也厩舎)は、ここ2走末脚不発で着外が続いていますが、気配面は悪くありません。底力はあるだけに一応の警戒は必要です。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 10⇔9・3・1・4(8点)
3連単(フォーメーション) 10→9・3・1・4→9・3・1・4 9・3・1・4→10→9・3・1・4(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)