レース展望・予想
■2019年01月24日
5連勝タガノラガッツォの相手探し「兵庫馬事畜産特別」(園田競馬)

24日(木)の園田競馬メイン第10レースに「兵庫馬事畜産特別」(B1、園田競馬場1400メートル)が行われます。

◎2 タガノラガッツォ(牡5、碇清次郎厩舎)が6連勝でA2昇級を決めそうです。B2を楽々と2連勝した内容から期待された前走のB1昇級初戦も強いレースでした。外枠から3番手の絶好位を確保して折り合いをつけました。向正面過ぎからから仕掛け、馬なりで前を行く2頭(ヒトモジノグルグル、ベストインザスカイ)を交わして3コーナーで先頭に立ちます。4コーナー手前から2番手以下を引き離し、直線に入って独走です。JRAの成績は11戦未勝利も2着1回、4着2回、5着1回。末脚を生かす競馬で大きくは崩れていません。17年1月の京都ダート1200メートルでは後方11番手から追い上げ2着まで伸びました。逃げ切ったスズカコーズライン(JRA4勝・現役)に7馬身差でしたが、上がり3ハロン36秒7のメンバー最速時計をマークしています。昨年11月に園田へ転入後は、武器の末脚で10戦7勝、2着3回のオール連対です。オープンA1を目指して、あと3勝です。

馬券的には相手探しのレースです。逃げると粘りを発揮する○9 カネトシバリアント(セン7、山口浩幸厩舎)を相手筆頭に置きます。B1は3勝(うち2勝は逃げ切り)の実績が残っています。

JRAから転入初戦▲10 セラファン(牝5、森澤友貴厩舎)は先行馬のようです。初勝利は3番手から差し切っていますが、500万では3度逃げています。初コースに大外枠の援軍は大きいと思います。吉村智洋騎手がどんなレースをするか楽しみです。

好位で折り合えば堅実駆けが生きる☆6 ワイドヴィンチェレ(牡7、新子雅司厩舎)が続きます。ほか、積極策で△7 クインズジャーニー(牡8、高馬元紘厩舎)、直線を向いて伸びてくる△3 エンジェルミディ(牝8、尾林幸二厩舎)なども連争いの候補です。

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馬単(マルチ) 2⇔9・10・6・7・3(10点)
3連単(1軸流し) 2→9・10・6・7・3(20点)

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)

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