1月17日(木)の名古屋競馬メイン第11レースは「まんさく特別」(A級2組、名古屋競馬場1600メートル)。
◎5 ウォーターループ(牝4、塚田隆男厩舎)の素早い巻き返しに期待だ。前走の重賞・新春盃は先制を狙った外枠勢のプレッシャーと勢いに押され、いつもよりかなり位置取りが悪く、不利な後方からの競馬で、力を出し切ることなく終わった印象だ。東海クイーンカップ、ぎふ清流カップを連勝した重賞2勝馬で、10月金沢の西日本ダービーでも銀メダルを獲得。3歳重賞戦線で大活躍した好素材で、古馬格付け初戦だった2走前の同条件同距離の2組も好位確保から差し切り、難なくクリアしている。消化不良に終わった前走のウップン晴らしだ。
○2 ブランニュー(牡7、宮本仁厩舎)は大きく相手関係が弱化している。前走は難敵相手の名古屋グランプリJpnIIでは大敗も仕方なく、近走は掲示板止まりだがオープン特別で好勝負していた実力派だ。セールスポイントの末脚が生きる直線勝負に持ち込めれば。
好調さ光る▲1 ミラクルシップ(牡5、川西毅厩舎)も勝ち負けレベルの1頭。近況は好位付けの競馬ができるようになり成績が安定し、鋭く抜け出した前走5組の勝ちっぷりも光っていた。追い切り気配も依然、絶好ムード。2組に上がってもの期待が持てる。
相変わらず勝ちみは遅いが好位からしぶとい走りができるのが堅実派の△4 エスタシオン(セン5、田中敏和厩舎)。前走新春盃は5着に留まったが勝ち馬から0秒9差と大きく負けていない。クラスの安定勢力は馬券に欠かせない。
<おすすめの買い目> 

馬単(マルチ) 5⇔1・2・4(6点)
3連単(フォーメーション) 5→1・2・4→1・2・4 1・2・4→5→1・2・4(12点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)