2月11日(祝・月)の名古屋競馬メイン第12レースは「こいぬ座特別」(B級1組、名古屋競馬場1400メートル)。
勝ち上がり組の好調馬12頭がフルゲートにズラリ。しかも逃げ、先行が勝ちパターンの同タイプが短距離7ハロン戦で対決。どの馬にもチャンス十分の激戦スピードバトルだが、◎5 サンデンクレール(牝4、塚田隆男厩舎)を狙いたい。B級昇級後も4走連続連対。当地転入後8戦オール連対中と底を見せない快速馬だ。豊かなスピードが最大のセールスポイントで、転入後ただの一度もライバルに主導権を渡さない“韋駄天”。同条件同距離のB級1組でも4走前にクビ差、2走前にも1馬身差でともに2着に逃げ粘る実績上位の存在。同タイプの先行ライバルぞろいだが、ワンクラス上の快速でねじ伏せたい。
中央キャリア魅力は○10 メイケイライジン(牡5、今津博之厩舎)。昨秋復帰後、使われるたびに良化しており、本来の力強さを取り戻してきた。なによりデビュー2戦目だった中央の短距離ダートで2着に粘っている好素材。動いた最終追い切りの動きも気配絶好。初めてのB級1組特別参戦でも全くヒケは取らない。
勝ちっぷりの豪快さは▲8 ペイシェンス(牝4、角田輝也厩舎)。前走は手ごろな相手のB級9組参戦だったが、悠々6馬身千切った走りは地力が備わっていないとできない。相手強化でも期待ができる。
控える競馬もこなせ、相手なりに堅実に走れる安定感は馬券に欠かせないのが△11 ジューンシェイカー(牡4、田中敏和厩舎)。また、勝ち時計平凡も先行タイプぞろいでレベルの高かった企画レースの前走(東海スーパージョッキーズ)をあっさり逃げ切った△2 フクノブラッサム(牝4、田中敏和厩舎)の勢いも軽視できない。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 5⇔2・8・10・11(8点)
3連単(フォーメーション) 5→2・8・10・11→2・8・10・11 2・8・10・11→5→2・8・10・11(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)