レース展望・予想
■2019年02月13日
巻き返しを狙うラピッドライズ「クロッカス特別」(名古屋競馬)

2月13日(水)の名古屋競馬メイン第11レースは「クロッカス特別」(A級3組、名古屋競馬場1600メートル)。

巻き返しを狙う◎4 ラピッドライズ(牝6、井上正厩舎)が中心だ。前走はブービー9着に終わったが、ひと息入った臨戦過程に、難敵中央勢相手の条件交流戦も影響したようだ。いつもと違いレースの流れに乗り切れず、力を出せなかったのは必然だった。なにより転入後、連対を外したのは前走だけ。同条件同距離のA級3組特別は2走前に2着を確保している。決め脚のある強力ライバルは不在。素早い反撃を期待したい。

好調度一番は○9 アネッロドーロ(牝5、竹下直人厩舎)。A級昇級後は勝ち星ゼロと勝ち切れないでいるが、しぶとく堅実に差し脚を伸ばし、2走連続連対中。メンバー構成をみると、先行馬が多く速い流れになる可能性は十分。久々にアタマまで突き抜けるか。

▲7 グランフィデリオ(牡8、坂口義幸厩舎)は手探り面がある転入初戦だが、中央での4勝をはじめ、南関東でもA2に在籍と断然の実績を誇っている。強敵相手に長年競ってきたキャリアはやはりダテではない。追い切り時計が平凡とは言え、地力の違いで、アッサリ劇があっても驚けない。

前走はレース中に落鉄アクシデントがあった△5 シンパンジャ(牡5、安部幸夫厩舎)も見直せる1頭。しかも条件が緩和し、全8勝中4勝を挙げるマイル戦に距離も短縮。変わり身に注意したい。

穴は外枠スタートがプラスに作用する△8 アイルーロス(牝6、迫田清美厩舎)の一撃。

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馬単(マルチ) 4⇔5・7・8・9(8点)
3連単(フォーメーション) 4→5・7・8・9→5・7・8・9 5・7・8・9→4→5・7・8・9(24点)

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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