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ﾓﾘﾃﾞﾝﾍﾞｰ特別ｸﾗｽ初勝利なるか｢古伊万里賞｣（佐賀競馬）

16日（土）の佐賀競馬ﾒｲﾝ第10ﾚｰｽは｢古伊万里賞｣（3歳1組､佐賀競馬場1750ﾒｰﾄﾙ）｡

◎5 ﾓﾘﾃﾞﾝﾍﾞｰ（牝､濱田一夫厩舎）は､ﾃﾞﾋﾞｭｰから10戦目となる3走前の2歳5組（12月24日､1300ﾒｰﾄﾙ）で初勝利を挙げました｡その後は佐賀若駒賞（1月5日､1800ﾒｰﾄﾙ）3着､花吹雪賞（1月20日､1800ﾒｰﾄﾙ）5着と､3歳上位戦で掲示板内を確保｡今回は自己条件の3歳格付に戻る上､佐賀ﾃﾞﾋﾞｭｰ馬限定戦です｡特別や特選での上位馬が少ないﾒﾝﾊﾞｰ構成となり､特別ｸﾗｽ初勝利の大きなﾁｬﾝｽとなりました｡

○7 ﾆﾁｳｫ（牝､北村欣也厩舎）は､佐賀若駒賞4着､花吹雪賞9着と､両ﾚｰｽともにﾓﾘﾃﾞﾝﾍﾞｰに先着されていますが､それほど大きくは離されていませんでした｡前走のｳｲﾝﾀｰｽﾀｰ特選（2月2日､1750ﾒｰﾄﾙ）では勝ち馬から1秒1差の4着と掲示板内に復帰｡同ﾚｰｽの上位3頭は他地区ﾃﾞﾋﾞｭｰ馬のため､今回は揃って不在となっており､優勝争い進出まで期待できそうです｡

▲6 ﾀﾞｲﾘﾝﾌｪﾛｰ（牡､池田忠好厩舎）は､ﾃﾞﾋﾞｭｰ3戦目で勝利を挙げましたが､その後は苦戦していました｡しかし､今回と同じく佐賀ﾃﾞﾋﾞｭｰ馬限定戦の3歳1組戦だった前々走の筑紫野賞（1月13日､1750ﾒｰﾄﾙ）で勝ち馬からｸﾋﾞ差（ｺﾝﾏ1秒）の2着に浮上｡前々走の再現を狙いたいところです｡

そのほか､ここ2戦は先行力を見せている△4 ｶｼﾉｻﾂｷ（牝､真島元徳厩舎）と､4走前の2歳5組でﾓﾘﾃﾞﾝﾍﾞｰから1馬身半（ｺﾝﾏ3秒）差の2着だった△9 ﾆｽﾞﾅｰﾕ（牝､北村欣也厩舎）にも上位進出を期待したいところです｡

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（文／上妻輝行）

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