2月22日(金)の笠松競馬メイン第10レースは「向春特別」(C級1組(イ)、笠松競馬場1400メートル)。
勝ち上がり組の好調馬対決で、どこからでも狙える混戦。初めての1組参戦だが、決め脚シャープな◎5 カプリロマン(牝4、法理勝弘厩舎)を中心視だ。転入初戦こそ後方から追い上げ届かず5着に留まったが、当地2戦目の20組を中団から早めに抜け出せば、勝ち上がり対決でハイレベルな前走15組特別も豪快抜け出し。8馬身差圧勝劇で飾るインパクトある勝ちっぷりだった。メンバー構成をみれば、逃げ、先行タイプが多く、速い流れも予想される。中央戦歴や前走から1400メートル戦はやや忙しい気もするが、差し馬向きの展開とみて、カプリロマンの一撃を狙い撃ちだ。
○7 クリノエリザベッタ(牝4、笹野博司厩舎)も3戦連続連対とフットワークが軽快。手ごろな相手だった2走前はもちろん、前走は15組特別を4馬身差で逃げ切り完勝。上昇ムードがうかがえる。3走前はカプリロマンに半馬身差2着に惜敗したが、舞台は短距離1400メートル。先行態勢にうまく持ち込めばリベンジ可能。
今冬転入後、2戦とも連対している▲3 モンパルナス(セン4、後藤佑耶厩舎)にも魅力を感じる。当地でまだ底を見せていない走りに、好位からソツのない運びもできる器用そうなタイプ。勝ち時計こそ平凡だったものの、前走の上がり3ハロン37秒台の速い脚もキラリ光った。相手強化されたが流れに乗れば出番アリだ。
自己ベスト(1400メートル)を更新し、前走勝ち時計ナンバーワンの△9 クリノカッシミー(牝5、笹野博司厩舎)や、出走取消アクシデント後だが、高い中央戦歴を持つ△2 ゴッドミラクル(牡4、田口輝彦厩舎)も馬券に欠かせない存在。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 5⇔2・3・7・9(8点)
3連単(フォーメーション) 5→2・3・7・9→2・3・7・9 2・3・7・9→5→2・3・7・9(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)