2月23日(土)のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「深雪特別」(B1級-1・2決勝)が行われます。
ばんえい史上初の20連勝を達成したホクショウマサルが勝ったB1級-1組予選からはそのホクショウマサル、2着オオゾラシンスケ、3着ジェイコマンダーなど5頭、B1級-2組予選からは1着サカノバツグン、2着ゴロウマル、3着ヒメマルクィーンの両予選上位の8頭立てです。予選2鞍の勝ちタイムを比較すると、1組のホクショウマサルが715キロで1分40秒0、2組のサカノバツグンが705キロで1分59秒9。19秒以上の差がついているように力量差は明白といえますが、1組は2着オオゾラシンスケが15秒1差もつけられているのが微妙なところといえます。
◎8 ホクショウマサル(牡8、坂本東一厩舎)750キロを本命に推します。前走で20連勝を達成した陣営と阿部武臣騎手にとって、重量よりも重いプレッシャーからの解放感は大きいものがあるはず。今回は決勝戦で予選時よりも35キロ増の750キロでハンデ頭ですが、近5走の2着との着差は、トモエハイセイコーに20秒1、ゴロウマルに11秒6、ジェイコマンダーに18秒1、ニシノキングに14秒0、前走の予選ではオオゾラシンスケに15秒1と圧倒的なもの。連勝を伸ばしそうです。
○5 ジェイコマンダー(牡4、槻舘重人厩舎)725キロが対抗です。近5走のうち4走がホクショウマサルの2〜3着と勝負づけは済んでいますが、積極的な競馬は好感が持てます。今回も障害次第では、末脚を生かして上位争いです。
▲6 オオゾラシンスケ(牡8、今井茂雅厩舎)735キロが3番手です。500キロの軽量戦で走り切ったのが良かったのか、1組予選では障害も上手く切れて2着と健闘しています。
<おすすめの買い目>
馬単 8→5・6・2・1(4点)
3連単(フォーメーション) 8→5→6・2・1(3点)
(文/小寺雄司)