レース展望・予想
■2019年03月27日
500万勝ちの実績馬エイシンムーが軸「ジュノ賞」(名古屋競馬)

3月27日(水)の名古屋競馬メイン第11レースはJRA交流「名古屋CCジュノ賞」(A級3組・中央500万、名古屋競馬場1900メートル)。

500万クラスの交流戦は常に中央勢が優勢。今シリーズもJRA勢上位視がやはりベターだ。なかでも力上位の存在は500万での勝利実績を持つ、中央2勝馬の◎1 エイシンムー(牝5、JRA・中尾秀正厩舎)。昨年3月24日の阪神ダート1200メートルを鮮やかに差し切っているキャリアの持ち主。短距離ダートが主戦場で初めての1900メートル克服が大きなポイントになる。ただ、昨年8月、11月にも500万条件で入着している実力派にとって、手ごろな相手に変わる初の地方遠征。約4カ月ぶりの復帰初戦だが、坂路追い切りでの好時計マークから臨戦態勢も整った模様。先行力もあり、軸馬に一番ふさわしい。

昇級後の500万では2戦ともに大敗中の○9 ニホンピロマドン(牡4、JRA・服部利之厩舎)。しかし中央3歳新馬戦で3着に逃げ粘っているように、直線が短く小回り地方コースは本質的に歓迎しそうだ。まだ4歳と成長途上のフレッシュで、今回は休養後をひと叩きされた上積みも見込める。外枠スタートだが先行態勢を築けば押し切りも可能。

差し勝負に持ち込めば▲6 フィールブリーズ(牡6、JRA・高柳大輔厩舎)に出番が到来。復帰後の昨年秋・冬は結果が出なかったが、500万条件で何度も馬券貢献している地力派でもある。戦いやすいメンバーの地方遠征なら当然勝ち負けだ。

地元勢では△5 オールージュ(牡5、瀬戸口悟厩舎)に注目。メキメキと力を蓄えてきた新興勢力の1頭で、1月の新春盃で待望の重賞ウイナーに仲間入り。鋭い決め脚を持つ末脚自慢で、マイル以上の距離で持ち味が出る。距離1900メートルを考えれば、地元勢で一番の期待がかかる。

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馬単(マルチ) 1⇔4・5・6・9(8点)
3連単(フォーメーション) 1→4・5・6・9→4・5・6・9 4・5・6・9→1→4・5・6・9(24点)

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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