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3月7日(木)の笠松競馬メイン第12レースは「弥生特別」(A級2組、笠松競馬場1600メートル)。
上位馬の評価差わずかで激戦模様だが、参戦条件有利な◎9 ハッピーサンディー(牝5、花本正三厩舎)がもちろんV最短の存在だ。同条件のA級2組特別で出走機会として3連勝。同距離だった前走も着差以上の完勝で仕留めている。中団外で流れに乗ると勝負どころの向正面から上昇し、3コーナーを過ぎたあたりで早々と先頭に立つと、そのまま後続を振り切る“横綱相撲”の走りでねじ伏せた。2走前の東海クラウンは内枠がレース運びに影響したが、前走同様にレースがしやすく、スムーズな競馬が可能な外枠スタートもプラス材料。斤量も前走と同じ54キロ。準オープン4連勝を飾りたい。
○6 ダイナマイトガイ(牡5、伊藤強一厩舎)も同様に同条件の前走を勝っての参戦。昇級初戦だった3走前の2組こそ3着に留まったが、2走前の4組を抜群の好タイムで逃げ切れば、前走2組は後方からひとまくり。ハイペースの流れが向いたとはいえ、シャープなキレと好調さが光った勝利だった。メキメキ力を蓄えている上昇勢力でもある。互角の評価が必要だ。
前走は成績ひと息に終わった地力派2頭の反撃にも要警戒。A級2組に条件が下がったうえ、ともに破壊力ある末脚が売り。▲2 イーグルカザン(牡11、加藤幸保厩舎)は11歳を迎えた大ベテランだが衰え知らずで、2走前にはハッピーサンディーに半馬身差の2着まで肉薄。一方、△3 ノブイチ(牡4、川嶋弘吉厩舎)は2走前の東海クラウンでは上がり3ハロン36秒6の決め脚で2着に突っ込んでいる。ともに軽視できない。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 9⇔1・2・3・6(8点)
3連単(フォーメーション) 9→1・2・3・6→1・2・3・6 1・2・3・6→9→1・2・3・6(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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