3月18日(月)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「ブラッドストーン特別」(B1級-2組)が行われます。パワーが要求される特別戦になると良績が残せていない馬が多いメンバー構成です。
◎9 ヒノデタイガー(牡9、服部義幸厩舎)745キロを本命に推します。動きが鋭さを増しているのは、近3走2、3、1着と成績が示しています。今季は好不調の波が少なく、安定した障害力を生かして5勝を挙げています。今回はB1級-2組戦で相手は一段と強化していますが、力量的には十分通用します。特別戦の経験はほとんどありませんが、体調の良さに期待します。
○4 シマノシンザン(牡8、坂本東一厩舎)745キロは、クラスで屈指の障害巧者ですが、展開に左右されやすいタイプ。スタートダッシュがつかずに後方からの競馬となり、道中で余分な脚を使ってしまうため乗り難しい馬といえます。赤塚健仁騎手も久々の騎乗となりますが、近年乗れている若手の一人。騎乗ぶりも楽しみです。
▲3 マツノテンリュウ(牡8、今井茂雅厩舎)745キロが3番手です。落ち着いた流れで自分の競馬ができさえすれば、障害の切れも良くなり持ち味も発揮できます。
△10 タナボタチャン(牝6、坂本東一厩舎)725キロは、リーディング争いをしている阿部武臣騎手が、主戦坂本東一厩舎の所属馬でもシマノシンザンではなくこの馬を選んだのは勝算を考えてのことか。
<おすすめの買い目>

馬単 9→4・3・10・2・8(5点)
3連単(フォーメーション) 9→4→3・10・2・8(4点)
(文/小寺雄司)