13日(土)水沢競馬メイン第10レースは「大屋梅賞」(C1、水沢競馬場1400メートル)。
◎12 アドマイヤツヨシ(牡9、小西重征厩舎)は中央芝3勝・1000万下、障害3戦(未勝利)を経て岩手入りしました。当初課題はダート対応。中央時代に1度使いましたが、14頭立て12着。特にパワーを要求される水沢の馬場に戸惑わないかが不安でしたが、難なく克服。マークした1分42秒5は、前日のA級戦1着エンパイアペガサスをはるかに上回る破格のタイムでした。今回は1400メートルが舞台ですが、前走の強さを素直に信じる手。2連勝へ待ったなしです。
○3 シンゲツ(牡8、小林俊彦厩舎)は昨年3月、南関東B3から転入。A級に編入され馬券対象にはなりませんでしたが、7度入着を果たして今季はC1へ大きく降格。前走はメンバーが大幅に緩和され、4コーナー先頭から3馬身差で圧勝。格の違いを見せつけました。今回はマイルから1400メートルへ短縮されますが、同距離18戦6勝、2着9回の実績を誇り、むしろ歓迎。前走と同様、早めスパートをかけて逆転をもくろみます。
▲7 ベニバナオンリー(牡7、飯田弘道厩舎)は兵庫C2から転入初戦を快勝。実戦を使われた強みもありましたが、深い馬場で1400メートル・1分30秒1は優秀。これでC1通用のメドが十分たちました。上記2頭とも差しタイプ。前で競馬ができる強みを生かし、割って入るシーンまで十分。
△4 コパノジョージ(牡7、板垣吉則厩舎)も初戦快勝。C1では地力上位を証明しました。
△2 メスカル(牝4、菅原右吉厩舎)は昇級戦の前走を突破。体重増でパワーアップしたか。
<おすすめの買い目>

馬単 12→3・7・4・2 3→12(5点)
3連単(フォーメーション) 12→3・4・7→2・3・4・6・7(12点)
(文/松尾康司)