レース展望・予想
■2019年04月28日
発馬決まればナガラオリオン「金沢スプリングカップ」(金沢競馬)

2019年度シーズン金沢で最初の重賞「第29回金沢スプリングカップ」(金沢競馬場1900メートル)が、4月28日(日)のメイン第9レースで争われます。

開幕戦を圧勝した◎7 ナガラオリオン(牡10、金田一昌厩舎)が今度こそ重賞制覇を果たしたいところです。川崎の報知オールスターカップ以来2カ月半ぶりとなった前走はスタートで出遅れたものの1馬身程度で、すぐに外へ持ち出しながら先手争いに加わり、2コーナー過ぎには先頭に立ちました。そのまま後続を引き連れながら4コーナーへ突入すると、直線で2着を7馬身引き離して圧倒しました。昨年末の中日杯で大きく出遅れてしまい断然の1番人気を裏切ったのは記憶に新しいですが、多少の出遅れなら先手を奪い返せるスピードがあります。今回も発馬がポイントになりますが、何とかスタートミスを最小限にとどめて、元中央オープンの底力の違いを示したいところです。

○9 ブラックビアド(セン8、中川雅之厩舎)は前走のA1級二組では伸び切れず5着も、強敵のフェイマスラブを相手にクビ差しのいで競り勝った転入初戦はお見事でした。重賞でさらに相手は強くなりますが、スローペースに泣いた前走とは違って今回は流れが速くなりそうです。追い切りの感触もさらに上向いており、向正面から早めに駆け上がって行くレースができれば上位争いに加わってきそうです。

▲6 ムーンファースト(牡5、金田一昌厩舎)は昨年このレースを勝っており、今年は連覇がかかっています。前走はフェイマスラブに競り負けての2着でしたが、冬休み明けから2度たたかれて反応は良くなっています。逃げるナガラオリオンを見ながら好位からレースを運べれば、直線もうひと伸びして際どい勝負に持ち込みます。

中日杯で2着に好走し、冬休み明けからも連対が続いている△10 ディアグリスター(牡9、菅原欣也厩舎)や、追い上げ堅実な△4 マイネルリボーン(牡9、高橋俊之厩舎)も、ナガラオリオンが失速する展開なら浮上するチャンスがありそうです。

<おすすめの買い目>  この買い目で投票

馬単(マルチ) 7⇔9・6・10・4(8点)
3連単(フォーメーション) 7→9・6・10・4→9・6・10・4 9・6・10・4→7→9・6・10・4(24点)

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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