5月20日(月)のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「とかち皐月賞」(3歳オープン)が行われます。
メムロボブサップとダイリンファイターが回避していますが、出走8頭中、前走4着以下は2頭だけと好調馬が揃った一戦です。
最軽量が590キロのジェイカトレア(牝、平田義弘厩舎)、600キロがジェイエース、インビクタ、アオノゴッド(牡、金田勇厩舎)など5頭、630キロがギンノダイマオー、トップハンデ640キロがアオノブラック(牡、金田勇厩舎)。その差は最大で50キロと大きくついています。若馬の限定戦だけにスタートから速い展開になるのは必至。当然、障害の巧拙が勝負を左右します。3回開催も3日目になるとタイムも速く、逃げ馬が有利な傾向になっています。
◎2 インビクタ(牡、松井浩文厩舎)600キロを本命に推します。前走C1級決勝戦まで今季3連勝と好調馬の代表格といえます。昨年デビュー前からスピードと障害のうまさで前評判が高い馬。デビュー戦から2連勝しましたが、大きなレースになると、詰めの甘さが出て結果は出ていません。しかし今季はその課題も解消され力をつけています。今回は前走より30キロ増ですが、スピードで押し切りが可能です。
〇5 ギンノダイマオー(牡、松井浩文厩舎)630キロが対抗です。2歳デビューから4連勝と、インビクタとともに松井厩舎を代表する逸材。三冠ではすべて僅差2着に惜敗していますが、このメンバーに入ると大威張りできる実績といえます。
▲8 サクラドリーマー(牡、今井茂雅厩舎)600キロが3番手です。末脚の切れには定評がありますが、前走1着も道中はかなり刻んでいました。
<おすすめの買い目>
馬単 2→5・8・1・4・3(5点)
3連単(フォーメーション) 2→5→8・1・4・3(4点)
(文/小寺雄司)